23日の東京市場でドル・円は軟調。米10年債利回りの低下でドル売りが先行し、早朝に付けた157円04銭から下落基調に振れた。また、前週末の日銀金融政策決定会合後に急落した円の買戻しで、ドルは一時156円91銭まで下値を切り下げる場面もあった。
・ユ-ロ・円は184円62銭から183円58銭まで下落。
・ユ-ロ・ドルは1.1759ドルから1.1783ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値50,374.48円、高値50,544.56円、安値50,264.42円、終値50,412.87円(前日比10.48円高)
・17時時点:ドル・円155円90-00銭、ユ-ロ・円183円70-80銭
【要人発言】
・片山財務相
「金利も為替も要因は多様、特定の水準にはコメントしない」
「当座の動きはファンダメンタルズを反映しているとは思えない」
「9月の日米財務相共同声明の考え方を踏まえ、行き過ぎた動きには対応取る」
・豪準備銀行(RBA)議事要旨(12月8-9日分)
「7-9月期消費者物価指数(CPI)が8月の予測を大きく上回ったことに留意」
「10-12月期のインフレ率も11月の予測よりも高くなる可能性」
「平均賃金の伸びは力強く、単位労働コストは引き続き急速に上昇している」
「労働市場の状況が大幅に緩和するリスクが低下したという点で一致」
「金融環境が依然として引き締め的であるか否かについて相反するシグナル」
「いかなる評価についても確信を持てないという点で一致」
「一部の委員、総合的に判断すると金融環境はもはや引き締め的ではないと判断」
「来年のある時点で政策金利の引き上げを検討する必要がある状況について議論」
【経済指標】
・特になし
東京為替:ドル・円は軟調、下押し圧力継続
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。
いいね!しよう