サイバートラストは18日、沖縄県浦添市に本社を置くおきでんCplusCと、同社が提供する高齢者見守りサービス「やさしいみまもり」におけるセキュリティ強化を目的とした事業協力の覚書を締結したと発表した。
高齢化の進展に伴い、単身高齢者の増加や見守る側の担い手不足が顕在化する中で、安全かつ安心して利用できる見守り体制の構築を目指す。
「やさしいみまもり」は、Wi-Fiセンシング技術を用いて高齢者の活動状況を可視化し、一定時間活動が検知されない場合に、家族や自治会、自治体などへ通知する仕組みを持つ。個人情報や見守り情報を扱うため、サービスの安全性確保が課題となっていた。
今回の連携により、「共助端末」となるタブレットや「公助端末」としての自治体PCなどに、サイバートラストの端末認証サービス「サイバートラスト デバイスID」を導入する。これにより認証された端末のみにアクセスを許可し、未許可端末からのログインを防止する体制が整備される。また、端末紛失時には該当デバイスのIDを無効化できるため、迅速な対応も可能となる。
サイバートラスト—おきでんCplusCと「やさしいみまもり」での事業協力
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。
いいね!しよう