[本日の想定レンジ]
23日のNYダウは79.73ドル高の48442.41ドル、ナスダック総合指数は133.01pt高の23561.84pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比85円高の50575円だった。本日は前日の米国市場でハイテク株が買われた流れを受け買いが先行して始まることが想定される。前日は小幅に続伸したものの、前週末の終値を挟んで方向感の定まらない展開だった。前日の米国では、朝方に発表された2025年7-9月期の実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率4.3%増と市場予想(3.2%増)を上回り、米経済の底堅さが示され、長期金利が上昇したため、株式市場では売りが優勢となる場面があった。しかし、米経済の好調さが改めて示されたことから、先高期待につながり、ハイテク株中心に買い直された。ナイトセッションの日経225先物も50570円と上昇していることも好意的に受け止められると想定される。また、円相場も1ドル=156円台前半へと円高進行が一服していることも投資家心理を改善させる可能性がある。しかし、24日の欧州市場などはクリスマスイブで休場なうえ、米国市場も短縮取引となるなど、休暇入りしている海外投資家も多く、積極的な売り買いは手控えられることが予想される。上値メドは、心理的節目の51000円や11月11日の高値(51513円)、心理的節目の52000円、下値メドは、心理的節目の50000円、5日移動平均線(49767円)、心理的節目の49000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限50800円-下限50400円