[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;50440.32;+27.45
TOPIX;3412.83;-10.42
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比27.45円高の50440.32円と、前引け(50481.42円)からやや上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は50440円-50520円のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=155.80-90円と午前9時頃から30銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で0.2%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は概ね小幅高水準で推移し推移し0.1%ほど上昇している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。円相場が朝方に比べ円高・ドル安方向に振れていることが投資家心理を慎重にさせているようだ。一方、年内の少額投資非課税制度(NISA)枠利用に伴う買いや12月決算銘柄の配当権利取り狙いの買いが指摘されている。
セクターでは、非鉄金属、陸運業、海運業が上昇率上位となっている一方、保険業、空運業、情報・通信業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、GMOインタ、スクリーンHD、住友鉱、洋エンジ、キオクシアHD、イビデン、JX金属、KOKUSAI、パナHD、アドバンテストが高い。一方、三井E&S、MS&AD、ソフトバンクG、サンリオ、東京海上、ソニーG、川崎重、みずほ、三菱UFJ、住友電工が下落している。