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24日の中国本土市場概況:上海総合は6日続伸、ハイテク株の上昇で約1カ月ぶりの高水準

24日の中国本土市場は6日続伸。主要指標の上海総合指数は前日比20.97ポイント(0.53%)高の3940.95ポイントで引けた。

上海総合指数はこの日、約1カ月ぶりの高値水準まで上昇した。米国の関税政策を巡る警戒感が和らぎ、外部環境への不透明感が後退した。一方、年末を前に持ち高調整の売りが一部で出て、積極的な買いは限定された。中国当局による景気下支え策への期待は根強く、市場心理は改善基調を維持した。

業種別では、ハイテク関連が指数の上昇をけん引。広東生益科技(600183/SH)や環旭電子(601231/SH)、江蘇永鼎(600105/SH)がそろってストップ高の10.0%上昇。中電科芯片技術(600877/SH)が6.4%高、深セン市景旺電子(603228/SH)が6.3%高で引けた。

防衛関連も買われた。中国衛星(600118/SH)が10.0%高、航天時代電子(600879/SH)が5.4%高、中航瀋飛(600760/SH)が3.0%高で取引を終えた。

半面、銀行株は売られた。交通銀行(601328/SH)が1.1%安、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が0.9%安、中信銀行(601998/SH)が0.7%安で引けた。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.58ポイント(0.63%)高の250.75ポイント、深センB株指数が0.75ポイント(0.06%)安の1256.49ポイントで終了した。

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