12月29日-1月9日発表予定の経済指標予想については以下の通り。
■1月5日(月)日本時間6日午前0時発表予定
○(米)12月ISM製造業景況指数-予想:48.4
参考となる11月実績は48.2で10月の48.7から低下。関税措置の影響が続いている。12月については多少改善する可能性があるが、先行指標的な11月の新規受注指数は47.4に低下しているため、11月実績と差のない水準にとどまる見込み。
■1月7日(水)午後7時発表予定
○(欧)12月ユーロ圏消費者物価指数-11月実績は前年比+2.1%
参考となる11月実績は前年比+2.1%。エネルギー価格は下落したが、サービス価格はやや高止まり。この状況は12月も変わらないとみられ、域内のインフレ率は2%をやや上回るとみられる。
■1月7日(水)日本時間8日午前0時発表予定
○(米)12月ISM非製造業景況指数-予想:52.2
参考となる11月実績は52.6。支払い価格は高止まりだが、雇用は低調。関税措置の影響は消えていなかったようだ。12月もこの状況は変わらないと予想されるため、11月実績をやや下回る可能性がある。
■1月9日(金)午後10時30分発表予定
○(米)12月雇用統計-予想:非農業部門雇用者数は前月比+5.5万人、失業率4.5%
参考となる11月の非農業部門雇用者数は10月に減少した反動で6.4万人増加したが、雇用情勢はやや悪化しているため、12月の増加数は11月実績を下回る見込み。失業率はやや低下する見込みだが、緩やかな上昇傾向にあるとみられる。
○その他の主な経済指標の発表予定
・1月7日(水):(米)12月ADP雇用統計
・1月8日(木):(欧)11月ユーロ圏失業率、(米)10月貿易収支
・1月9日(金):(米)10月住宅着工件数、(米)1月ミシガン大学消費者信頼感指数