13日の中国本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数が前日比26.53ポイント(0.64%)安の4138.76ポイントで引けた。
短期的な利益確定売りが優勢となり指数が下押しされた。前場は中国当局の政策期待を背景に買いが先行したものの、買いの勢いは続かず午前中の上昇は一巡したとの見方が強まった。上海総合指数はきのう12日約10年半ぶりの高値圏に突入して引けており、投資家心理は過熱感への警戒が優先された。
こうしたなかでも下支え材料は存在した。中国当局の政策対応への期待から前場に一時上昇する場面があり、安値圏では押し目買い意欲も確認された。上海と深センを合わせた売買代金は依然として大台を維持していることから、足元では高水準の流動性が相場を支える要素となっている。また、アジア他地域市場が総じて堅調推移となった流れを受け、売り一辺倒にはならず特定セクターでは底堅さも見られた。終値では指数全体が反落したものの、下値の堅さは市場の下支え材料として意識された。
業種別では、ハイテクの下落が目立った。三安光電(600703/SH)が8.7%安、瑞芯微(603893/SH)が5.6%安、曙光信息産業(603019/SH)が4.7%安、広東生益科技(600183/SH)が3.0%安で引けた。また、防衛関連も売られた。航天時代電子(600879/SH)と航空製品の中国航発航空科技(600391/SH)がそろってストップ安の10.0%下落、中航航空電子系統(600372/SH)が9.7%安となった。
半面、医薬株は逆行高。薬明康徳(603259/SH)が6.0%高、昭衍新薬(603127/SH)が3.6%高、康美薬業(600518/SH)が1.5%高で取引を終えた。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.66ポイント(0.26%)安の257.77ポイント、深センB株指数が10.63ポイント(0.83%)安の1271.16ポイントで終了した。