19日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり89銘柄、値下がり133銘柄、変わらず3銘柄となった。
前週末16日の米国市場は下落した。経済指標が予想を上回り、強い成長を期待した買いが続いた一方で、同時に金利の上昇を警戒し、相場は伸び悩んだ。中盤にかけ、トランプ大統領が次期連邦準備制度理事会(FRB)議長候補として有力視されていた国家経済会議(NEC)のハセット委員長の指名に難色を示したとの報道で、速やかな利下げ期待が後退。さらなる重しとなり、相場は下落に転じ終了した。米株市場を横目に、19日の日経平均は3営業日続落でスタート。その後も下げ幅を縮小する動きは限定的で、終日マイナス圏で軟調推移となった。国内の債券市場では財政拡張の懸念から長期金利が約27年ぶりの水準に上昇しており、国内の投資家心理にネガティブに働いた。また、19日の米国市場はキング牧師記念日の祝日で休場になるため、海外勢のフローは限られていた。そのほか、トランプ米大統領がグリーンランドを巡り、米国の領有反対国に対し最大25%の関税を課すと発表。本日は高市首相の記者会見も開催予定で、衆院解散に絡んだ見解が確認できるとみられ、国内外の動向を見極めたいとしてリスク回避の動きが優勢だった。
大引けの日経平均は前営業日比352.60円安の53583.57円となった。東証プライム市場の売買高は21億5432万株、売買代金は5兆8771億円だった。業種別では、ゴム製品、精密機器、輸送用機器などが下落した一方で、食料品、小売業、水産・農林業などが上昇。東証プライム市場の値上がり銘柄は35.6%、対して値下がり銘柄は61.0%となっている。
値下がり寄与トップはアドバンテスト、同2位はTDKとなり、2銘柄で日経平均を約208円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは住友ファーマで13.16%安、同2位は豊田通商で4.07%安だった。
一方、値上がり寄与トップはリクルートHD、同2位はイオンとなり、2銘柄で日経平均を約31円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはイオンで6.66%高、同2位は味の素で6.07%高だった。
*15:30現在
日経平均株価 53583.57(-352.60)
値上がり銘柄数 89(寄与度+176.03)
値下がり銘柄数 133(寄与度-528.63)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
リクルートHD 9363 172 17.25
イオン 2257 141 14.14
味の素 3653 209 13.97
KDDI 2680 32 12.84
ディスコ 62420 1820 12.17
7&iHD 2310 110 11.03
三菱重工業 4880 220 7.35
三菱商事 4118 63 6.32
レーザーテック 37000 410 5.48
パナHD 2351 110.5 3.69
セコム 5877 55 3.68
日本ハム 7062 206 3.44
アサヒGHD 1676 30.5 3.06
東エレク 42180 30 3.01
SCREEN 18085 215 2.87
IHI 3534 115 2.69
サッポロHD 1641 72.5 2.42
日本製鋼所 9856 362 2.42
ZOZO 1271 23.5 2.36
三井金属鉱業 22920 700 2.34
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 22160 -640 -171.14
TDK 2013.5 -74.5 -37.35
ファーストリテ 62300 -350 -28.08
豊田通商 5846 -248 -24.87
ソフトバンクG 3982 -28 -22.46
フジクラ 17290 -420 -14.04
テルモ 2156.5 -45.5 -12.17
住友ファーマ 2388 -362 -12.10
ソニーG 3780 -72 -12.03
日東電工 3736 -49 -8.19
ファナック 6597 -47 -7.86
トヨタ自動車 3623 -47 -7.86
コナミG 21410 -220 -7.35
オリンパス 1993.5 -49.5 -6.62
バンナムHD 4113 -59 -5.92
京セラ 2280.5 -21 -5.62
荏原製作所 4696 -166 -5.55
ダイキン工業 19865 -160 -5.35
日立建機 5273 -148 -4.95
大塚HD 8873 -142 -4.75