21日の中国本土市場は小反発。主要指標の上海総合指数が前日比3.29ポイント(0.08%)高の4116.94ポイントで引けた。
景気敏感株への選好が一部に広がった。半導体などハイテク株や非鉄金属関連など景気循環株が買われ、相場の支えとなった。ただ、指数の上げ幅は限定的。金融株の軟調が指数の重荷となった。銀行セクターの業績懸念や融資動向への慎重姿勢が投資家心理を圧迫したほか、米欧の関係悪化が貿易戦争に発展すると懸念されている。指数は狭い値幅での推移となり、需給はなお慎重なまま推移している。
セクター別では、ハイテクが上げ主導。曙光信息産業(603019/SH)が6.9%高、江蘇長電科技(600584/SH)が6.3%高、北京兆易創新科技(603986/SH)が5.4%高で引けた。
また、金鉱株も買われた。金相場が最高値を更新していることがサポート材料。赤峰黄金(600988/SH)が9.8%高、中金黄金(600489/SH)が8.5%高、山東黄金(600547/SH)が8.2%高となった。
半面、銀行銘柄が売られた。中国農業銀行(601288/SH)が2.9%安、中国工商銀行(601398/SH)が2.5%安、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が2.1%安で引けた。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.57ポイント(0.60%)高の261.81ポイント、深センB株指数が5.15ポイント(0.41%)安の1251.60ポイントで終了した。