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欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、日銀決定で円売りも為替介入に警戒

23日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米経済指標で減速懸念が後退すれば、ドル買い先行の見通し。一方、日銀の追加利上げ見送りで円売りに振れやすいものの、為替介入への警戒感が一段の上値を抑えそうだ。

トランプ米大統領がグリーンランドを巡る追加関税の撤回を表明し、地政学的な不安が後退している。また、米経済指標は良好な内容となり、景気減速懸念を弱めた。ただ、前日は米10年債利回りの低下でドル売りが強まり、ユーロ・ドルは1.17ドル付近から1.17ドル半ばに浮上、ドル・円は158円80銭台から158円20銭台に値を下げた。本日アジア市場は日銀の利上げ見送りを受けた円売りで、ドル・円は小幅高となった。

この後の海外市場は日銀政策決定を材料視。トランプ政権による貿易摩擦懸念が後退し、リスク回避姿勢は引き続き後退しよう。今晩発表される米PMIが景況感の改善を示せば、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加緩和観測は後退し、米長期金利の上昇がドルを支える見通し。一方、日銀の政策決定会合での政策維持を受け円売りに振れやすい。日本の財政悪化懸念も円売りを支援。ただ、為替介入の警戒は根強く、高値圏では上値が重いだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:30 独・1月製造業PMI(予想:47.6、12月:47.0)
・17:30 独・1月サービス業PMI(予想:52.5、12月:52.7)
・18:00 ユーロ圏・1月製造業PMI(予想:49.2、12月:48.8)
・18:00 ユーロ圏・1月サービス業PMI(予想:52.6、12月:52.4)
・18:00 ユーロ圏・1月総合PMI(予想:51.9、12月:51.5)
・18:30 英・1月製造業PMI(予想:50.6、12月:50.6)
・18:30 英・1月サービス業PMI(予想:51.7、12月:51.4)…
・22:30 加・11月小売売上高(予想:前月比+1.2%、10月:-0.2%)
・23:45 米・1月製造業PMI(予想:52.0、12月:51.8)
・23:45 米・1月サービス業PMI(予想:52.8、12月:52.5)
・24:00 米・11月景気先行指数(10月:前月比-0.3%)

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