前日28日の米国株式市場は小幅高。ダウは終日、前日終値近辺で一進一退、ナスダックは半導体関連のハイテク株の一角に買いが入り、上昇して始まったが徐々に伸び悩んだ。取引時間中に発表された連邦公開市場委員会(FOMC)では市場予想通り政策金利据え置きが決定されたが反応は限定的だった。引け後に控える大型ハイテク株の決算待ちで様子見ムードが強まり、方向感に欠ける展開だった。セクター別では半導体・同製造装置が上昇、医薬品・バイオテクノロジーが下落した。米株式市場の動向を横目に、29日の日経平均は反落して取引を開始した。序盤は為替市場の動きが重しとなったが、前日の米国市場でナスダックが堅調だったことを受け、一部ハイテク関連株に買いが入った。ただ、ダウがもみ合いの展開だったことから幅広いセクターで積極的な買いは手控えられ、需給は総じて弱い状況となった。終日を通じて方向感の定まりにくい展開となったが、後場にプラス圏に転じ、それをかろうじて維持したまま大引け迎えた。
大引けの日経平均は前日比16.89円高の53,375.60円となった。東証プライム市場の売買高は25億383万株、売買代金は7兆6436億円、業種別では石油・石炭製品、輸送用機器、鉱業などが値上がり率上位、サービス業、小売業、その他製品などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は47.6%、対して値下がり銘柄は48.5%となっている。
個別では、アドバンテスト、ソフトバンクG、トヨタ、住友鉱、信越化、ホンダ、味の素、コマツ、三井物、ソニーG、キヤノン、スズキ、塩野義、TDK、東京海上などの銘柄が上昇。
一方、東エレク、リクルートHD、レーザーテク、ディスコ、コナミG、フジクラ、ベイカレント、ファーストリテ、中外薬、KDDI、SMC、ネクソン、ニトリHD、任天堂、イオンなどの銘柄が下落。