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前場に注目すべき3つのポイント~市場の関心は衆院選に向かいやすい~

3日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■市場の関心は衆院選に向かいやすい
■JR東、3Q営業利益 0.8%減 3496億円
■ACSL共同経営責任者・寺山昇志氏、防衛向けドローン開発

■市場の関心は衆院選に向かいやすい

3日の日本株市場は買い一巡後はこう着ながらも底堅い相場展開になりそうだ。2日の米国市場は、NYダウが515ドル高、ナスダックは130ポイント高だった。1月の米ISM製造業景況指数や製造業PMIが予想を上回る強い内容だったことで買い優勢の展開。トランプ米大統領は、インドに対する相互関税を25%から18%に引き下げると明らかにしたことで、米印の貿易摩擦への警戒が和らいだことも買いに向かわせた。シカゴ日経225先物は大阪比1300円高の53930円。円相場は1ドル=155円50銭台で推移している。

シカゴ先物にサヤ寄せする形から買い先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで反発して始まり、その後もリバウンド基調を続けるなかで、終盤にかけて53980円まで買われる場面もみられた。前日の日経平均株価は前場中盤に54247.15円まで上昇した後に軟化し、52655.18円と安値で終えていた。支持線として機能している25日線(52539円)水準まで下げたことで、リバウンド狙いのタイミングにもなろう。ボリンジャーバンドの+1σ(53812円)に上値を抑えられる形での推移が続いているが、あらためて+1σ突破を試す動きが期待されそうだ。

+1σを突破してくると、1月14日につけた54487円が射程に入ってくるほか、+2σ(55084円)が意識されやすいだろう。日米の主要企業の決算発表が本格化していることで積極的な売買は手控えられやすいだろうが、米国では1月の雇用統計の発表が延期された。週末の手控え要因が先送りになった形であり、市場の関心は衆院選に向かいやすいと考えられる。情勢報道では自民党単独で過半数獲得と報じられている。楽観は禁物ながらも様子見姿勢である機関投資家においても買いポジションを積み上げる動きが意識されよう。

ギャップアップから始まることで、指数インパクトの大きい値がさハイテク株など日経平均型が優位になりそうだ。また、昨夕決算を発表したところでは、ジェイテックコーポレーション、京セラ、太陽化、大塚商会、ティラド、東北化学、シーユーシーなどが注目されそうだ。

■JR東、3Q営業利益 0.8%減 3496億円

JR東が発表した2026年3月期第32四半期の連結業績は、売上高が前年同期比5.4%増の2兆2400億2200万円、営業利益は同0.8%減の3496億1400万円だった。人件費や修繕費の増加、不動産販売の利益減などが響いた。あわせて株主優待の拡充を発表した。

■前場の注目材料

・NYダウは上昇(49407.66、+515.19)
・ナスダック総合指数は上昇(23592.11、+130.29)
・SOX指数は上昇(8134.49、+136.02)
・シカゴ日経225先物は上昇(53930、+1300)
・為替相場は円安・ドル高(155.50-60)
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請

・ダイキン化学事業の売上高30年度5割増へ、フッ素材成長
・日本ハム社長に前田氏、井川氏は会長、海外の収益化推進
・ゴールドウインアウトドア衣料で英に直営旗艦店
・豊田通商アフリカで非モビリティー伸長、35年度に売上高5割狙う
・ACSL共同経営責任者・寺山昇志氏、防衛向けドローン開発
・横河電機社長・重野邦正氏、トップ直轄でM&A戦略
・コマツ小型ショベル、家電解体・選別に特化
・JUKI高速マウンター、大型基板に高密度実装
・日本信号印で鉄道信号設備受注、設計から保守一括
・楽天G楽天モバイル、鉄道で通信品質向上、若年層の動画視聴に対応
・タムロン量研機構発VBに出資、針なし血糖値計支援
・三菱電機ランディス・ギア米州本社と配電で協業
・NEC暗黙知デジタル化、製造業の競争力向上支援
・サンケン電気ミネベアパワーデバイスと協業、パワー半導体製品を安定供給
・KDDI衛星通信のエリア倍増、海域など新たに追加
・三菱ケミカルGコークス撤退、世界需要減、アジア過剰生産が影響
・サワイGHD沢井製薬、後発薬生産、長期に安定、錠剤成形部品を開発
・セイノーHDスーパーエクスプレス、新幹線輸送でJR系と契約

☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・10年国債入札

<海外>
・特になし

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