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ディフェンシブ株への資金シフト

 4日の日本株市場は売り先行で始まった後は、底堅い相場展開になりそうだ。3日の米国市場は、NYダウが166ドル安、ナスダックは336ポイント安だった。人工知能(AI)を巡る懸念からハイテク株の弱さが目立ったほか、アラビア海に展開中の空母に接近したイラン製無人機を軍戦闘機が撃墜したとの報道で地政学リスクが重荷になった。終盤にかけては下院が歳出法案を可決し政府機関一部閉鎖終了のめどが立ったため下げ幅を縮小している。シカゴ日経225先物は大阪比515円安の54105円。円相場は1ドル=155円70銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行で始まろう。日経225先物は前日に1990円高と大幅に上昇し、日経平均株価は2000円を超える上昇で最高値を更新しており、いったんは利益確定の売りが入りやすいところであろう。日経平均株価は前日の上昇でボリンジャーバンドの+1σ(53974円)を上回り、+2σ(55233円)とのレンジに入ってきた。反動安から+1σ水準での攻防をみせたとしても、同水準での押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。

 米国ではAI新興の米アンソロピックが法務分野向けに新たなツールを発表したことが、ソフトウエア企業の中核事業を侵食するとの懸念から、ソフトウエア銘柄が軒並み売られている。この影響から指数インパクトの大きい値がさハイテク株などは上値の重さが意識されやすいと考えられるが、一方でディフェンシブ株への資金シフトが意識されそうである。値がさハイテク株が日経平均型の重荷になる可能性はあるものの、TOPIX型への資金流入により、全体としては底堅さが意識されるだろう。

 物色としては高市トレードを意識した政策に関連する銘柄での循環物色に向かわせそうである。米国防省はドローンの開発にむけ、25社と連携するとの発表が報じられており、防衛関連への物色意欲な根強いだろう。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、萬世電機、アイホン、MRO、HOUSEI、日本精工、フジHD、エプソン、東祥、AREHDなどの動向が注目される。

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