中部鋼鈑は3日、2026年3月期第3四半期(25年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.9%減の368.09億円、営業利益が同79.9%減の7.35億円、経常利益が同72.5%減の9.72億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同74.4%減の6.42億円となった。
鉄鋼関連事業の売上高は前年同期比57.49億円減の348.04億円、セグメント利益(営業利益)は同28.57億円減の4.68億円となった。鉄鋼市況の悪化により主要製品である厚板の販売価格が前年同期を大きく下回り、前年度の事故に伴う受注停止の影響で販売数量も前年同期を下回った。また、販売価格の下落が鉄スクラップ価格の下落を上回ったことでメタルスプレッドが縮小し、製造コストも増加したことから、利益も前年同期を大きく下回った。
レンタル事業の売上高は同0.29億円増の5.95億円、セグメント利益(営業利益)は同0.28億円増の0.90億円となった。厨房用グリスフィルターのレンタル枚数積み上げと価格改定の実施、メンテナンス工事及び広告看板制作の受注増加により、増収増益となった。
物流事業の売上高は同0.46億円減の3.87億円、セグメント利益(営業利益)は同0.60億円減の0.82億円となった。危険物倉庫でのリチウムイオンバッテリーの取扱量減少と諸コストの上昇により、減収減益となった。
エンジニアリング事業の売上高は同1.57億円減の10.21億円、セグメント利益(営業利益)は同0.39億円減の0.37億円となった。設備工事の受注減少に加え、前年度計上の大型案件が剥落したことにより、減収減益となった。
2026年3月期通期については、売上高が前期比3.4%増の528.00億円、営業利益が同15.0%減の23.00億円、経常利益が同0.0%増の26.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同21.3%増の21.00億円とする10月30日に修正した連結業績予想を据え置いている。
また、資本政策の見直しに伴う施策の一環として、2025年度の期末配当金について、前回の配当予想1株当たり51.00円から3.00円増配の54.00円とすることを発表した。