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浮城智和氏:株式会社ベガコーポレーション代表取締役社長の浮城智和です。ただ今より、2026年3月期第3四半期の決算についてご説明します。よろしくお願いします。
本日のアジェンダは、第3四半期の決算概要、LOWYA事業のご報告、DOKODEMO事業のご報告です。その後、業績予想の修正についてご説明し、最後に株主還元に関する修正についてお話しします。以上の流れで進めます。
決算ハイライト(第3四半期累計)
第3四半期の決算概要についてご報告します。全体の売上高は127億4,500万円、前年同期比113.4パーセントとなりました。営業利益は7億7,600万円で、前年同期比153.0パーセントの実績です。
なお、第3四半期(10月から12月)全体として、過去最高の売上高と営業利益を達成しました。詳細な数字はスライドをご覧ください。
LOWYA事業は、実店舗出店に伴い、旗艦店と実店舗(OMO)が好調に推移し、124億8,600万円で着地しました。同期間においても、LOWYA事業単体で過去最高の売上高および営業利益を達成しています。
また、同期間中に実店舗を3店舗オープンした結果、12月末時点で合計13店舗を展開しています。
DOKODEMO事業は、引き続き米国のデミニミスルール廃止の影響を受けており、前年同期比95.0パーセントとやや苦戦しています。
決算ハイライト(第3四半期累計)
決算ハイライトの第3四半期累計です。売上総利益は前期よりわずかに改善しています。詳細はスライドをご確認ください。
決算ハイライト(四半期毎)
四半期ごとの推移です。こちらも前年同期比でいずれも改善していますので、数字をご確認ください。
売上高・営業利益の推移
スライドのグラフが見やすいため、こちらを用いてご説明します。第3四半期累計は、売上高が127億4,500万円で前年同期比113.4パーセント、営業利益が7億7,600万円で前年同期比153.0パーセントとなりました。第3四半期単体で見ると、売上高は44億5,600万円で前年同期比108.3パーセントとなりました。
営業利益は3億3,300万円で前年同期比156.9パーセントとなり、過去最高を記録しました。
貸借対照表
貸借対照表に大きな変動はありません。引き続き無借金経営を維持しており、今後の出店についても十分な余力がある状況です。
設備投資の推移、キャッシュ・フローの推移
設備投資とキャッシュ・フローの推移についてです。こちらは年に一度更新しており、変更はないため、割愛します。
ROE・当期純利益率の推移、1株当たり配当金の推移(期初予想)
ROEと当期純利益率の推移、ならびに1株当たり配当金の推移についてです。こちらは期初予想の数字となっていますが、修正がありますので、最後にご説明します。
サステナビリティ
サステナビリティについてです。福岡県内の施設へ撮影時に使用した家具を寄贈しました。また、軽くて持ち運びやすいヒーターシートなどの商品を投入しています。
LOWYA 主要指標(第3四半期累計)
ここから、LOWYA事業の詳細な報告に移ります。売上高および店舗については、決算ハイライトにてお伝えしたとおりです。
スライドをご覧いただくとおわかりのように、旗艦店の会員数、アプリダウンロード数、エンゲージメントアカウント数はいずれも順調に推移しています。また、客数と客単価もそれぞれ前年同期比100パーセント以上を達成しており、順調な数字を示しています。
LOWYA 売上高・営業利益の推移
スライドは、LOWYA事業の売上高と営業利益のグラフです。第3四半期の売上高は43億7,400万円、前年同期比108.7パーセントとなりました。営業利益は3億4,000万円で、前年同期比158.8パーセントとなり、第3四半期において過去最高の売上高および営業利益を記録しました。
LOWYA 月別売上高推移
スライドは、月別売上高推移をグラフ化したものです。下の表には、実店舗数の推移をわかりやすく記載しています。
表の上段は2026年3月期の実店舗数、下段は2025年3月期の実店舗数です。このような差異の中で、月別売上高が進捗していることをご確認いただければと思います。
LOWYA 販路別売上高・構成比の推移
販路別の売上高・構成比の推移についてです。当社が現在最も力を入れている旗艦店と実店舗のOMOが売上高を牽引しています。
OMOは売上高25億2,900万円で、前年同期比127.5パーセントとなりました。OMO比率は8.5ポイント増加して57.8パーセントとなり、この販路が順調に売上高を牽引しています。
LOWYA 客数・客単価の推移
客数と客単価の推移についてです。スライドのとおり、順調に推移しているとご報告します。
LOWYA 売上総利益率・販管費率の推移
売上総利益率と販管費率の推移についてご説明します。第3四半期の累計では、売上総利益率が51.5パーセントとなり、前年同期比で1.5ポイント増加しました。販管費率は45.2パーセントで、前年同期比0.1ポイント減少となりました。
第3四半期単体の売上総利益率は52.4パーセントで、前年同期比3.0ポイント改善しています。販管費率は44.7パーセントで、前年同期比0.7ポイント増加しましたが、これは誤差の範囲内と考えています。粗利は改善傾向にある状況です。
足元では為替の影響がありますが、1ドル140円台前半から中盤の水準で、今期分はすべてヘッジ済みのため、今期の粗利は順調に改善できています。
LOWYA 販管費・販管費率の推移
販管費および販管費率の推移は、スライドのとおりです。第3四半期累計において、販管費は56億4,400万円で前年同期比113.4パーセント、販管費率は45.2パーセントで前年同期比0.1ポイント減少しました。
第3四半期の販管費は19億5,300万円で前年同期比110.2パーセント、販管費率は44.7パーセントとなっています。内訳についてはスライドをご参照ください。
LOWYA 旗艦店会員数・世代分布・男女比
旗艦店会員数の推移、世代分布、男女比についてです。旗艦店会員数は200万人を突破し、引き続き20代・30代が76パーセントを占めています。男女比は男性がやや増加し、男性が37パーセント、女性が63パーセントです。
LOWYA 新商品
第3四半期に投下した新商品については、スライドをご覧ください。デザイン性やトレンド性にこだわりつつ、自社のPBを中心に展開しています。
当社は海外で商社を挟まずに自社で商品開発を行っているため、リーズナブルな価格を訴求できる点が強みです。具体例としては、3人掛けソファが7万9,990円、ミッドセンチュリー風のシリーズやスープメーカーなど、多彩な商品をお求めやすい価格で提供しています。
LOWYA アプリ・SNS
我々の主力の1つであるアプリやSNSも順調に推移しています。LOWYA旗艦店アプリのダウンロード数は195万ダウンロード、「Instagram」のフォロワー数は135万人です。これらは12月末時点の数字ですが、1月の時点で「Instagram」はすでに140万人を突破しています。
「TikTok」「YouTube」「おくROOM」アプリも順調に推移しており、特に「おくROOM」は75万ダウンロードに達しました。リリースから1年少ししか経っていないものの、順調にダウンロード数を伸ばしています。
LOWYA 3D家具配置シミュレーションアプリ「おくROOM」
今回、12月に「LOWYA渋谷宮益坂店」をオープンし、「おくROOM」の体験コーナーを設置しました。こちらはAppleが提供している「Apple Vision Pro」を使用しています。
渋谷宮益坂店にお越しいただき、「Apple Vision Pro」を装着していただくと、スライド右側に記載のとおり、「おくROOM」の中でお客さまがご自身で作成した部屋を「Apple Vision Pro」を通じてVR空間内で確認できます。
非常に臨場感があり、実際に住む部屋、自室に限りなく近い体感をもって空間を確認できるようになりました。
「おくROOM」では、自分で部屋の中に一つひとつ家具を配置することができるだけでなく、AIによる自動コーディネート機能も搭載しています。
空間を「何畳です」や「何メートルです」と設定することで、AIがその空間を認識し、指定された予算やテイストなどの情報を基に、おすすめのコーディネートを無限に提案するサービスです。
スライド中央に記載されているとおり、これまではワンルームの四角い部屋でしかシミュレーションができませんでした。
ユーザーさまから「柱が欲しい」や「四角ではない部屋も作れるようにしてほしい」など、多数のご意見をいただく中で、スライドの画像にもあるように、変則的な多角形型のお部屋の編集ができる機能を新たにリリースしました。
LOWYA メディア掲載・広告
メディア情報です。今年は特に実店舗を出店したこともあり、さまざまなメディアで取り上げられました。7月には『カンブリア宮殿』に取り上げていただきましたが、第3四半期も多くのメディアで特集されています。
一部抜粋すると、12月の「LOWYA渋谷宮益坂店」の出店に伴い、『WBS(ワールドビジネスサテライト)』や『シューイチ』にも特集いただき、特に大きな反響をいただきました。他にもご参考いただければと思います。
スライド右側をご覧ください。「TVer」とタクシーで広告を放送しました。この費用が第3四半期の一部として含まれており、先ほど「販管費率が0.7ポイント上がった」とお伝えしたように、この中には一部こうした費用も含まれています。
期間限定ではありますが、渋谷の宮益坂の一等地にお店をオープンできたため、その訴求についてCMなどを活用して情報を拡散したいという狙いがありました。3月頃までは、この放送がタクシー内や「TVer」で流れる予定です。
LOWYA 実店舗:11号店、12号店、13号店
実店舗の詳細についてです。11号店、12号店、13号店の3店舗をオープンしました。11号店は「LOWYAららぽーと新三郷店」という名称で、埼玉県にあります。
12月には地元福岡に「LOWYAイオンモール福岡店」が福岡2店舗目としてオープンし、同じく12月に渋谷の宮益坂の交差点のコーナーに、スライド右下の写真のような200坪弱の店舗をオープンしました。
LOWYA 実店舗出店先
合計13店舗となり、出店戦略は順調に進んでいます。OMOでもECでも売れる仕組みが、全体の売上高を押し上げています。Web広告費を使うよりも運営が効率的に進んでいるため、販管費率を抑えつつ売上を伸ばすことにつながっています。
さらに、実店舗は売上総利益の改善を進めており、持ち帰り需要もあることから利益率の向上が見られます。我々はこれを積極的に推し進めていきたいと考えています。
LOWYA 実店舗出店先(予定)
今後出店予定の新たな3店舗についてご案内します。すでに2026年4月に「LOWYAららぽーと富士見店」をオープンすることを発表していましたが、それに続き、同じく4月に「LOWYAグランツリー武蔵小杉店」のオープンを決定しました。
6月には奈良県に「LOWYAイオンモール橿原店」をオープンする予定です。こちらは売場面積が約600坪の大型店で、当社にとって初めての大型店への挑戦となります。地元である福岡県では「LOWYAイオンモール筑紫野店」として約300坪の大型店の出店を計画しています。
来期の実店舗の出店場所については、それぞれスライドの図でご確認いただけます。以上が、LOWYA事業に関するご報告です。
DOKODEMO 主要指標(第3四半期累計)
DOKODEMO事業に関するご報告です。DOKODEMO事業は、米国関係でやや逆風が続いており、GMVは16億300万円で前年同期比95.0パーセント、売上高は2億5,900万円で前年同期比98.5パーセントとなりました。
米国での売上高およびGMVの減少により、売上高を前年同期比100パーセントに到達させることができず、損益もややマイナスとなっています。
DOKODEMO GMV・事業収支
第3四半期のGMVは5億400万円で、事業収支はマイナス700万円となり、若干のマイナスが計上されました。
DOKODEMO 配送エリア別のGMV比率
配送エリア別のGMV比率については、特に大きな変動はありません。台湾がGMVの8割を占めています。一方、米国は現在出荷が停止しており、夏から配送が止まったままの状態です。以上が現状のご報告となります。
2026年3月期 業績予想
2026年3月期の業績予想の修正についてご報告します。
第3四半期累計期間におけるさまざまな状況を踏まえ、通期の業績予想を修正します。当社は下期偏重型であり、特に第4四半期の3月が売上を大きく牽引するため、予測が難しい部分もあります。しかし、第3四半期までの実績を踏まえ、一度修正を行います。
売上高は180億円で期初計画比5億円の増額、営業利益は11億円から12億5,000万円へと期初計画比1億5,000万円の増額、経常利益は12億6,000万円、当期純利益は7億5,600万円、1株当たり当期純利益は71.9円と、それぞれ修正します。
3月にさらに強い数字を出せる可能性もありますが、まずは足元の状況を鑑み、この内容で修正を行います。
配当方針の変更
非常に順調に推移していることを受けて、株主還元について見直しを行う考えです。足元の円安が150円台であることへの対応もおおむね決着し、今後の増収増益による安定成長についても一定のめどが立ったと、経営陣で判断しました。
これまで不安定な時期が多かったため、株主還元の基準としてDOE2パーセントを採用していましたが、今回は配当性向20パーセントを追加し、配当性向20パーセントとDOE2パーセントのいずれか大きい額を基準とする方針に変更することをご報告します。
2026年3月期 配当予想
配当方針の変更および業績修正に伴い、期初の予想では12円としていた配当予想を15円に修正します。前期は11円でしたので、前期から4円の増配となることをご報告します。
株主優待
株主優待についてです。こちらは変更なく、LOWYA旗艦店(自社サイト)と実店舗で利用できる5,000円分の割引クーポンを引き続き提供することをご報告します。
以上をもちまして、当社の2026年3月期第3四半期決算のご説明を終わります。引き続きよろしくお願いします。