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欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、日米協調介入への警戒が重石に

5日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米金融政策の緩和的なスタンスはすで織り込まれ、ドル売り後退の見通し。一方、総選挙での与党勝利を織り込んだ円売りが先行するものの、日米協調介入への警戒が重石となろう。

前日は日本の衆院選を控え与党優勢との観測が広がる中、先行きの財政悪化や国債増発への警戒感から海外勢を中心に円売りが継続。また、米ADP雇用統計の低調内容を受け、米金利安・ドル安も進行している。ユーロ・ドルは1.1790ドル台に失速後に1.18ドル台にやや持ち直し、ドル・円は156円前半から後半に浮上した。本日アジア市場でも財政悪化懸念の円売りに振れやすい反面、日米協調介入への警戒感が広がった。

この後の海外市場は引き続き円主導の展開が見込まれる。日本の衆院選を巡る財政悪化懸念が引き続き意識される半面、日米協調介入への警戒感が残り、過度な円安は避けられるだろう。一方、連邦準備制度理事会(FRB)による年内2回の利下げ観測はすでに相場に織り込まれており、ドル売りが大きく進む状況ではない。ただ、今晩発表予定の米雇用関連指標は強弱が分かれると予想され、ドルを大きく押し上げる材料にはなりにくいだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・12月小売売上高(予想:前月比-0.2%、11月:+0.2%)
・21:00 英中央銀行政策金利発表(予想:3.75%、前回:3.75%)
・22:15 欧州中央銀行政策金利発表(予想:2.15%、前回:2.15%)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.2万件、前回:20.9万件)
・22:45 欧州中央銀行ラガルド総裁が記者会見予定
・24:00 米・12月JOLTS求人件数(11月:714.6万件)

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