三陽商会は5日、2026年1月の月次概況を発表した。
アパレル市況は百貨店の初売り商戦が盛り上がりを欠いたことや、訪日中国客の減少によるインバウンド消費の落ち込みが影響し、全体的に低調な推移となった。
同社においては、セール売上は売れ筋のコートやアウターが在庫不足で欠品が多発した影響で前年を下回ったが、プロパー販売は梅春や春商材を積極的に投入したことで順調に始動し前年を上回った。ただ、セール売上の不振をカバーするに至らず、全体売上は前年を大きく下回った。販路別では、百貨店は初売り不振の影響を受け前年を下回った一方、EC・通販やアウトレットは堅調に推移し前年を上回った。
ブランド別の前年比は、「MACKINTOSH LONDON」が99%、「MACKINTOSH PHILOSOPHY」が99%、「LOVELLESS」が96%、「EPOCA」が96%、「Paul Stuart」が94%、「婦人服」が92%と前年同月を下回った。「コーポレート」は120%の成長を記録し、好調を維持した。
最終的に、百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗は前年比91%、EC・通販は前年比101%、全社売上高は前年比93%となった。