[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;56812.01;+448.07
TOPIX;3809.22;+25.65
[寄り付き概況]
10日の日経平均は448.07円高の56812.01円と3日続伸して取引を開始した。前日9日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は20.20ドル高の50135.87ドル、ナスダックは207.46ポイント高の23238.67で取引を終了した。国家経済会議(NEC)のハセット委員長が若干低い雇用者数を想定すべきと警告したため、警戒感に寄り付き後、下落。ナスダックは金利先安観を受けた買いが強まったほか、人工知能(AI)を巡る懸念後退でソフトウエアや半導体が回復、買いに転じた。終日堅調に推移し、ダウもプラス圏を回復し過去最高値を更新した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1.42%上昇とダウ平均(0.04%上昇)と比べ上昇率が大きく、東京市場で半導体関連株の株価の支えとなった。また、衆院選での与党勝利を受け、政策推進への期待感が高まっていることや、主要企業の4-12月期決算発表が続いていることから好決算・好業績銘柄への物色意欲が継続していることが株価下支え材料となった。一方、外為市場で1ドル=156円10銭台と、昨日15時30分頃と比べ30銭ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。また、衆院選での与党勝利を受け拡張的な財政政策が意識され、国内長期金利が強含みで推移していることも投資家心理を慎重にさせた。さらに、昨日の日経平均が2100円を超す大幅高となったことから短期的な利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
セクター別では、非鉄金属、鉱業、その他金融業、証券商品先物、保険業などが値上がり率上位、水産・農林業、陸運業、食料品、空運業、建設業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、古河電、メルカリ、菱地所、ユニチカ、メイコー、フジクラ、楽天銀行、NEC、オリックス、IHI、ソフトバンクG、五洋建、日東紡、リクルートHD、安川電、三井金属、住友鉱、東エレクなどが上昇。他方、ルネサス、東京電力HD、トヨタ、レーザーテックなどが下落している。