12日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり142銘柄、値下がり82銘柄、変わらず1銘柄となった。
11日の米国株式市場は下落。雇用統計が予想外に強い結果となり、寄り付き後、上昇。しかし、早期の追加利下げ期待が後退し金利が上昇したため相場は売りに転じた。ソフトウエア関連も再び売られ、さらなる重しとなった。同時に、グリーンライト・キャピタルのアイフォーン氏がトランプ大統領指名の連邦準備制度理事会(FRB)新議長のもとで大幅利下げが実施される確率が高いと発言するなど根強い利下げ期待に、下げ幅を縮小し終了。セクター別では電気通信サービス、エネルギーが上昇した一方、ソフトウエアサービス、銀行が下落した。米株式市場の動向を横目に、12日の日経平均は続伸して取引を開始した。寄付き直後は輸出関連やグローバル景気敏感株に買いが先行したが、為替市場ではドル安・円高方向への振れが一部影響し、主力株の一角で上値の重さが意識される展開となった。また、米国や欧州での経済指標や企業決算に関するニュースが断続的に報じられる中で、投資家の間ではリスク選好と警戒感が交錯する動きが見られた。前場後半には利益確定売りや外資系証券による手仕舞い売りも観測され、取引全体の出来高が膨らんだ。
大引けの日経平均は前日比10.70円安の57639.84円となった。東証プライム市場の売買高は30億5982万株、売買代金は9兆9441億円、業種別では鉱業、非鉄金属、電気・ガス業などが値上がり率上位、サービス業、その他製品、空運業などが値下がり率上位となっている。東証プライム市場の値上がり銘柄は66.2%、対して値下がり銘柄は31.5%となっている。
値下がり寄与トップはアドバンテストとなり1銘柄で日経平均を約231円押し下げた。同2位はリクルートHDとなり、TDK、東エレク、ベイカレント、ディスコ、ファーストリテなどがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはソフトバンクGとなり1銘柄で日経平均を約89円押し上げた。同2位は信越化となり、イビデン、KDDI、豊田通商、ダイキン、三井物などがつづいた。
*15:30現在
日経平均株価 57639.84(-10.70)
値上がり銘柄数 142(寄与度+591.32)
値下がり銘柄数 82(寄与度-602.02)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ソフトバンクG 4817 112 89.85
信越化 5741 292 48.80
イビデン 8504 586 39.17
KDDI 2661.5 81.5 32.69
豊田通商 6912 314 31.49
ダイキン工業 19400 645 21.56
三井物産 5807 312 20.86
中外製薬 9200 178 17.85
クボタ 3242 500 16.71
伊藤忠商事 2233 93 15.54
資生堂 3223 440.5 14.72
小松製作所 7799 369 12.33
SMC 71740 3120 10.43
住友金属鉱山 10795 565 9.44
ニトリHD 3042 104 8.69
三井金属鉱業 25990 2560 8.56
イオン 2300 80 8.02
良品計画 3527 118 7.89
ソニーG 3605 45 7.52
住友商事 6739 193 6.45
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 26810 -865 -231.31
リクルートHD 6805 -555 -55.65
TDK 2246 -73.5 -36.85
東エレク 41300 -200 -20.06
ベイカレント 4515 -525 -17.55
ディスコ 72830 -2540 -16.98
ファーストリテ 68300 -210 -16.85
ファナック 6714 -86 -14.37
ホンダ 1611 -58.5 -11.73
テルモ 2070 -42 -11.23
日東電工 3581 -64 -10.70
アステラス製薬 2470 -61.5 -10.28
コナミG 19200 -300 -10.03
バンナムHD 4071 -100 -10.03
任天堂 8640 -290 -9.69
京セラ 2681.5 -34 -9.09
日産化学 6618 -251 -8.39
IHI 4150 -350 -8.19
第一三共 2906 -77.5 -7.77
野村総合研究所 4220 -184 -6.15