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前場に注目すべき3つのポイント~消費関連株などに資金シフト~

13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■消費関連株などに資金シフト
■日産自、26/3上方修正 営業損失▲600億円←▲2750億円
■ニプロ脊髄損傷向け再生医療品、導入施設3倍

■消費関連株などに資金シフト

13日の日本株市場は売り先行で始まった後は、底堅さを見極めつつ押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。12日の米国市場は、NYダウが669ドル安、ナスダックは469ポイント安だった。人工知能(AI)進化が脅威になるとしてソフトウエアセクターのみならず、広範な業種に広がるとの見方が強まった。シカゴ日経225先物は大阪比705円安の56735円。円相場は1ドル=152円70銭台で推移している。

シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになろう。IBMは前日に6%を超える下落となったが、12日も4%を超える下げとなるなど、AI開発新興のアンソロピックによる最新AIモデルが、ソフトウェア株への脅威になるとの見方が根強い。また、資産運用へも影響を与えるとして金融株が売られるなど、AI進化の脅威が広がりをみせている。そのなかで消費関連株などが買われており、東京市場においてもディフェンシブ株に向かいやすいだろう。

もっとも前日の日経平均株価は初の58000円台に乗せたことで、目先的な達成感は意識されやすいところ。前週末から3500円超上昇するなど急ピッチの上げによって利益確定の売りも入りやすいところであり、まずは売り一巡後の底堅さを見極めたいところである。日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σと+3σとのレンジで推移しており、+3σ突破で過熱感が警戒されやすいところでもあり、+2σが位置する56830円辺りに接近する局面においては、押し目を拾う動きがみられそうだ。

また、昨夕決算を発表したソフトバンクGは、予想を上回る内容だった。ADR(米国預託証券)で弱含んでいるが、傘下のPayPayは、米国での新規株式公開(IPO)を米国証券取引委員会(SEC)に申請したと報じられていることもあり、同社が底堅い値動きをみせてくるようだと、センチメントを明るくさせる可能性はありそうだ。

そのほか、昨夕決算を発表したところでは、日産自、ユニチャーム、三菱マ、アマダ、シチズン、パンパシHD、ナブテスコ、西鉄、NISSHA、ライオン、ベルテクス、サンリオなどの動向が注目されよう。

■日産自、26/3上方修正 営業損失▲600億円←▲2750億円

日産自は2026年3月期業績予想の修正を発表。営業損失を2750億円の赤字から600億円の赤字に上方修正した。経営再建計画「Re:Nissan」の取り組みに伴う構造改革費用及び第4四半期に発生しうる追加の費用等の計上によるもので、その大部分は現金支出を伴わないノンキャッシュ項目である。

■前場の注目材料

・米長期金利は低下
・高市早苗内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請

・ニプロ脊髄損傷向け再生医療品、導入施設3倍
・日産自世界生産23年ぶり300万台割れ、通期2期連続当期赤字
・住友商事住商グローバルエレ、印で電子機器受託、来年度めど製造拠点
・日産自ホンダと、統合破談から1年、再接近の機運高まる
・いすゞ自大型トラック生産を埼玉・上尾工場に移管、国内再構築
・楽天G前12月期、2期連続の営業黒字、フィンテック拡大
・キオクシアHD通期見通し、売上高初の2兆円超え、NAND需要旺盛
・LINEヤフーPayPay、米展開、ビザと協業し新会社設立
・イオンFS富士通とジェネシスが、顧客対応窓口刷新
・王子HD日本テトラパックなどと、アルミ付き紙容器を再生、商用段ボールに
・オルガノ社長・山田正幸氏、提案型の水処理、米で攻勢
・富士フイルムHD英拠点に原薬製造棟、バイオ薬需要増

☆前場のイベントスケジュール
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