Chordia Therapeuticsは16日、2020年12月に締結したMALT1阻害剤「CTX-177(ONO-7018)」に関する小野薬品とのライセンス契約について、両社間で進めていたデータ移管および関連条件の協議が完了し、解約合意書を締結したと発表した。
CTX-177はリンパ球系のがん治療を目指す薬剤で、小野薬品は米国及び日本で第1相臨床試験を実施していたものの、戦略上の理由で開発中止となり、ライセンス契約は終了となった。今回の合意により、これまでに小野薬品が取得した試験データ等が同社へ無償で移管されることになり、同社に新たな財務負担は発生しない。
同社は、今回取得した臨床試験データを最大限活用し、CTX-177の開発再開に向けた戦略的な選択肢を幅広く検討していく。当該パイプラインは依然として高い科学的ポテンシャルを有しており、再導出を含む事業開発の推進により、同社パイプライン価値の一層の向上を目指していく。