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欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、米利下げ余地も円売りが下支え

18日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米金融政策決定での利下げ余地をにらみ、ドル売りに振れやすい地合いとなる見通し。ただ、日銀の利上げ観測後退と日本の財政悪化懸念で円売りは継続しそうだ。

前日の取引は薄商いのなか、米連邦準備制度理事会(FRB)の緩和観測一服で米金利高・ドル高に振れた。一方、イランと米国の協議で制裁に関する協議が注目され、不透明感が和らぐとドル売り地合いに転じている。ユーロ・ドルは1.18ドル付近から1.1850ドル台に浮上、ドル・円は154円付近から153円20銭付近に失速。本日アジア市場で日経平均株価の強含みで円売り先行も、ドル・円は材料難で一段の上昇は抑制された。

この後の海外市場は、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が焦点。追加緩和に前向きな議論が確認されれば米金利低下を通じてドル売りが強まりやすく、週末に控える国内総生産(GDP)速報値を前に様子見姿勢も広がりやすい。さらに、国内問題を背景とした債券買いが進めば金利低下圧力がドルの上値を抑える可能性がある。ただ、日銀の利上げ観測後退や日本の財政悪化懸念を背景に円売り圧力は根強く、下押し局面では実需のドル買いも見込まれる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 南アフリカ・1月消費者物価指数(予想:前年比+3.4%、12月:+3.6%)
・22:30 米・12月耐久財受注(予想:前月比-2.0%、11月:+5.3%)
・22:30 米・12月住宅着工件数(予想:131.0万件)
・22:30 米・12月建設許可件数(予想:140.0万件)
・23:15 米・1月鉱工業生産(予想:前月比+0.4%、12月:+0.4%)
・24:00 米・1月景気先行指数(12月:前月比-0.3%)
・04:00 米・連邦公開市場委員会議事要旨公表(1月開催分)
・04:00 米・12月対米証券投資・ネット長期TICフロー(11月:+2202億ドル)
・中国本土市場は春節の祝日のため、休場)

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