■決算説明を受けてのFISCOアナリストコメント
キッズスター
中期計画を発表、投資を経て国内および東南アジアで加速度的な成長
・2月13日に発表された2025年12月期決算は、売上高が前期比27.4%増の1,157百万円、営業利益が同47.0%増の248百万円となり、事前予想(売上高1,105百万円、営業利益219百万円)を上回る着地となった。一方、パビリオン数は目標となる100店から未達の96店となったこと、加速度的な成長を見込んでの投資の期間とすることで、2026年12月期は売上高で前期比1.6%増の1,176百万円、営業利益で同48.3%減の119百万円が予想されている。
・今期予想を受けて、株価は調整で反応しているが、今後は同時に発表された中期経営計画が織り込まれるタイミングを睨む展開となろう。2028年12月期を最終年度として、売上高2,500百万円、営業利益500百万円が掲げられている。国内デジタルの持続的な成長、リアルの明確な立ち上がり、既に200万超のダウンロードが記録されている海外(東南アジア)の利益寄与、学校向けビジネスおよび会員ビジネスにおけるM&Aやアライアンスが進められることになる。また、今中期経営計画によると、2026年度は投資期間との位置付けで、2027年度以降は売上・利益ともに飛躍的に伸びる計画も開示されている。
・中期経営計画の最終年度における予想PER15倍となる時価総額45億円を土台に、その後の加速的な利益成長がどのようにPERとEPSヘ反映されるのかが確認されることになろう。2028年12月期の営業利益とその時期における利益の飛躍的な伸びを考慮するならば、PER15倍は保守的となる。成長企業としてのプレミアムを考慮した場合、PER30倍、時価総額100億円の到達も射程圏内に入ってくる。現状の時価総額30億からのアップサイド・ポテンシャルがどのように株価へ反映されていくのか、今後の展開が確認されることになろう。
株式会社キッズスター:2025年12月期決算説明文字起こし(2)に続く