26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は続伸、米株高を追い風に一時59000円台に乗せる
・ドル・円は下げ渋り、米金利にらみ
・値上がり寄与トップはソフトバンクG、2位はファーストリテ
■日経平均は続伸、米株高を追い風に一時59000円台に乗せる
日経平均は続伸。273.86円高の58856.98円(出来高概算13億2896万株)で前場の取引を終えている。
25日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は307.65ドル高の49482.15ドル、ナスダックは288.40ポイント高の23152.08で取引を終了した。半導体エヌビディアの決算での強い内容を期待した買いに、寄り付き後、上昇。暗号資産市場も下げ止まり、投資家心理が改善し相場は続伸した。終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。セクター別ではソフトウエア・サービス、半導体・同製造装置が上昇した一方、電気通信サービスが下落した。
米株式市場の動向を横目に、26日の日経平均は412.27円高の58995.39円と続伸して取引を開始した。寄付き後は買い優勢の流れが継続し、輸出関連セクターを中心に幅広い銘柄が上昇基調となった。為替市場ではドル・円が円安方向に振れたことが輸出採算改善への期待感を支え、日経平均の上昇を後押しした。前場の取引中盤では買いが先行しつつも利確売りの局面も散見されるなど物色の広がりと警戒感が交錯する中、一時は大台の59000円に乗せる場面もあった。
個別では、ソフトバンクG、ファーストリテ、リクルートHD、ファナック、TDK、ソニーG、KDDI、コナミG、フジクラ、野村総合研究所、富士フイルム、トレンド、トヨタ、バンナムHD、ベイカレントなどの銘柄が上昇。
一方、アドバンテスト、東エレク、イビデン、ダイキン、ディスコ、住友電、京セラ、村田製、中外薬、キーエンス、イオン、アステラス製薬、太陽誘電、SMC、TOTOなどの銘柄が下落。
業種別では、情報・通信業やその他製品、輸送用機器など複数セクターが上昇している一方、食料品や医薬品、ガラス・土石製品などの一部セクターは軟調な動きとなった。電気機器や銀行業、保険業といった景気・金融関連セクターも総じて買われる展開となっている。
後場の日経平均株価は、買い基調が継続しやすい一方で、利益確定売り圧力が意識されるため方向感にやや波乱含みな面もあるとの見方が出そうだ。引き続き米国市場動向や為替の動き、外部材料を見極める姿勢が求められよう。一方で、主要企業の決算発表を控えるなか、業績材料に敏感な需給が後場の展開を左右する可能性もあり、投資家の慎重姿勢が継続する局面となりそうだ。
■ドル・円は下げ渋り、米金利にらみ
26日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、156円41銭から155円75銭台まで下落後は小幅に戻した。米10年債利回りの低下一服を受け、ドル売りはいったん収束した。一方、日経平均株価は堅調地合いを維持し、クロス円は円買い縮小で底堅い。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円75銭から156円41銭、ユ-ロ・円は184円22銭から184円66銭、ユ-ロ・ドルは1.1808ドルから1.1828ドル。
■後場のチェック銘柄
・MUSCAT GROUP、テクニスコなど、7銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはソフトバンクG、2位はファーストリテ
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・ユーロ圏・1月消費者物価指数改定値:前年比+1.70%(予想:+1.70%)
【要人発言】
・高田創日銀審議委員
「再びデフレに戻る不安は払拭された」
「日本でも物価が予想以上に上振れするリスクも念頭に置く必要がある」
「物価安定目標実現におおむね到達達を前提にしたコミュニケーションを行う必要」
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし