セキュアは25日、リテール業界のDX推進を目的に、盗難防止対策として従業員向けの「AI手荷物検査システム」を開発し、本格販売を開始したと発表した。
同システムは、東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN 2026」のセキュアブースにて初公開し、デモンストレーションを実施する。すでに国内の大手小売店を中心に数百店舗での導入が決定している。
同システムは顔認証による出退勤管理とシームレスに連動し、出退勤時の顔認証データと検査動画を自動で紐付けることで、「誰が、いつ、何を検査したか」を即座に特定できる点が特長である。従業員がカメラに手荷物をかざすだけで検査が完了し、管理者は後から一括確認できる「非対面・非同期」方式を採用することで、検査待ちや立ち会い工数の削減を実現する。さらに、入店時および退店時の検査操作を出退勤システムへ送信する機能を備え、出退勤操作の失念防止と検査実施のエビデンス管理を両立する。
将来的にはAI画像解析による異常検知機能を実装し、特定物品や開封状態を自動認識する検品自動化も視野に入れる。小売店に加え、不特定多数が出入りするイベント会場など多様な場面での活用も想定している。