以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2026年2月26日14時に執筆
皆様、おはこんばんちは。衆院選後早速、文春砲で「カタログギフト3万円バラまき懸念」がリーク。「政権のブレーキならなくては」なんて人が受かっているのですから仕方ないですよね。この度当選してしまった「後ろから鉄砲隊」の政治家さん達を眺めながらため息をつく…さなさえです。
さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)の妙齢女性投資家が綴る当記事の連載も、はや163回目…今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<3月は業績相場へ!実需が導く建設ラッシュ>
2月中旬までの決算発表シーズンを通過し、株式市場の空気感はガラリと変わりました。これまでの期待先行の上げから、数字という裏付けに基づいた実需評価のフェーズ、つまりは『3月は業績相場が色濃くなりそう』と、わたしは予想中です。その中でも特に強烈な熱気を放っているのが、世界的な建設ラッシュに思惑が広がるAIデータセンター関連株です。
世界経済フォーラム(WEF)が「データセンター・ゴールドラッシュ」と表現するように、生成AIの爆発的な普及によって、データを処理する拠点であるデータセンターの需要は底なしの状態です。驚くべきことに、2026年までにデータセンターの電力消費量は現在の2倍以上に達すると予測されており、もはや単なる「箱」を作るだけのレベルではなく、巨大な電力インフラと高度な冷却システムを備えた「令和の巨大要塞」の建設が世界中で求められています。海外のテック巨人が数兆円規模の投資を相次いで発表している中…その巨大な波を受けて、これまでの地味なイメージを払拭し、好決算を叩き出した建設・設備株、あるいは資産価値に対して割安(PBR1倍割れなど)で放置されていたインフラ関連株が、次々に買い直される動きが鮮明になっています。という訳で、今回はこのデータセンターの建設ラッシュにちなんで、わたしが選んだ注目株を紹介しまっす♪
<データセンター需要高で思惑募る企業群>
まずはデータセンター建設の代表格の中からは、鹿島、大成建設、清水建設は堅調です。そんな施設を地震から守るオイレス工業はまだ株価に過熱感もないので個人的には注目中です。
昨年にも配信した「THE電線御三家」である古河電機工業、住友電気工業、フジクラはまだまだ堅調なトレンドは継続。そうなれば、電気設備工事の最大手のきんでん、東北地方を基盤にデータセンター誘致が進む地域で電力インフラ工事を手掛けるユアテック、九州でのTSMC進出に伴うデータセンター需要で期待されるクラフティア、送電線工事のスペシャリストでデータセンターへの電力供給ルート構築に欠かせない「ラストワンマイル」の担い手であるETSグループもピックアップ。
そんなインフラと繋がる設備関連からは、スマートメーター最大手の大崎電気工業、高性能なサーバーやスイッチング機器に搭載される高多層基板を供給のメイコー、高速通信用基板に欠かせない「低誘電ガラスクロス」で期待される日東紡にも、業績期待先行の買いが入っているようです。
データセンターにかかる莫大な電力と共に生じる「熱」に対応する空調関連もまだ上昇余地ありと見ています。代表格ではダイキン工業は外せないですね。さらに独自の冷却効率で差別化をはかる大気社や新晃工業、西部技研もまだ上にいけるかと見ています。続いてデータセンターの省エネ稼働を実現するためのシステム構築で思惑の日本電技、微細な塵さえ許されない最先端データセンター内で独自のクリーンルーム技術が光る新日本空調、総合設備工事で定評ある三機工業、データセンター向けの受変電設備や空調の納入実績が豊富の八洲電機も見ていきたいですね。。
最後にその他の関連株で言えば、サーバーラック国内シェア首位の日東工業、都市型データセンター設備で巨大な冷却ファンの騒音対策を手掛けるヒビノ、防災分野からホーチキ、能美防災、火災向け消火ポンプや環境設備を手掛けるポエックをピックアップして締めたいと思います。
はい、本当はもっと色々とご紹介したいのですが…今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、ご紹介した注目株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の注目株をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。ご興味があれば覗きに来て下さい。もちろん、株の情報以外のネタも…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』