3月2日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり63銘柄、値下がり160銘柄、変わらず2銘柄となった。
2月27日の米国市場は軟調推移。生産者物価指数(PPI)が予想以上の伸びとなり早期利下げ期待が後退、さらに地政学的リスク上昇を警戒した。人工知能(AI)過剰投資懸念が根強く、エヌビディアなどハイテクが売られた他、クレジット懸念も更なる重しとなり相場は下落した。トランプ大統領が記者団の質問に、イランとの協
議に満足していないとこたえると軍事行動などを警戒し、一段安。終日軟調に推移し終了した。米株市場を横目に、本日の日経平均は大幅反落でスタートした。その後、売り一巡後は買戻しの動きも向かってやや下げ幅を縮小したが、買いは続かず終日マイナス圏で軟調推移となった。米軍とイスラエル軍による軍事攻撃で、イランの最高指導者ハメネイ師が死亡するなど、紛争長期化への警戒からリスク回避の動きが先行した。一方、トランプ米大統領は1日、イランの暫定指導部と協議することに合意したと明かしている。中東情勢の悪化や原油先物相場の急伸を受けた世界景気の減速を懸念しつつも、引き続き高市政権の政策への期待もあり一部で買い戻しの動きも向かった。
大引けの日経平均は前営業日比793.03円安の58057.24円となった。東証プライム市場の売買高は26億9415万株、売買代金は8兆6305億円だった。業種別では、空運業、証券・商品先物取引業、銀行業などが下落した一方、鉱業、非鉄金属、海運業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は21.3%、対して値下がり銘柄は76.6%となった。
値下がり寄与トップはアドバンテ、同2位はファーストリテとなり、2銘柄で日経平均を約383円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは野村で6.75%安、同2位はJALで5.89%安だった。
一方、値上がり寄与トップはフジクラ、同2位は信越化となり、2銘柄で日経平均を約81円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはTOPPANで8.54%高、同2位はフジクラで6.20%高だった。
*15:30現在
日経平均株価 58057.24(-793.03)
値上がり銘柄数 63(寄与度+248.11)
値下がり銘柄数 160(寄与度-1041.14)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
フジクラ 28425 1660 55.49
信越化 6323 155 25.90
トヨタ自動車 3944 119 19.89
住友電気工業 10865 490 16.38
三井物産 6040 168 11.23
レーザーテック 34290 630 8.42
TOPPAN 5823 458 7.65
住友金属鉱山 13050 425 7.10
ダイキン工業 20105 190 6.35
三菱重工業 5195 181 6.05
三井金属鉱業 38680 1770 5.92
古河電気工業 29820 1720 5.75
川崎汽船 2660 147 4.42
住友不動産 5341 53 3.54
三菱商事 5324 34 3.41
INPEX 4031 231 3.09
IHI 4431 128 2.99
清水建設 3578 85 2.84
ZOZO 1166 27 2.71
トレンドマイクロ 5278 78 2.61
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 25800 -1050 -280.77
ファーストリテ 67750 -1280 -102.68
東エレク 43530 -480 -48.13
TDK 2336.5 -88 -44.12
ソフトバンクG 4046 -43 -34.50
中外製薬 10145 -310 -31.09
ファナック 6965 -148 -24.73
アステラス製薬 2484.5 -117 -19.55
テルモ 2038 -72 -19.25
リクルートHD 6688 -178 -17.85
スズキ 2265 -105.5 -14.11
日東電工 3557 -80 -13.37
第一三共 2935.5 -128.5 -12.89
イビデン 9368 -169 -11.30
コナミG 20495 -335 -11.20
塩野義製薬 3553 -111 -11.13
オリンパス 1459 -69 -9.23
SCREEN 22240 -685 -9.16
大塚HD 10445 -265 -8.86
イオン 2140.5 -86 -8.62