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4日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続落、中東情勢の緊迫化で約2カ月半ぶりの安値

4日の香港市場は3日続落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比518.60ポイント(2.01%)安の25249.48ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が124.76ポイント(1.45%)安の8483.95ポイントと3日続落した。

ハンセン指数は約2カ月半ぶりの安値を付けている。中東情勢の緊迫化が長引くとの懸念から投資家のリスク回避姿勢が強まり、アジア株全体に売りが波及した。指数は取引時間中に一時3%近く下落する場面もあった。原油供給の混乱やインフレ圧力の高まりへの警戒が広がる中、投資家は株式の持ち高調整を進め、主要指数を押し下げた。

もっとも、指数は後場後半にかけて下げ幅をやや縮小した。前場に急落した反動で押し目買いが入り、過度な下げを警戒した買い戻しも見られた。中国で開催予定の重要会議を控え、政策動向を見極めたいとの思惑も下値を一定程度支えた。

ハンセン指数の構成銘柄では、保険株に売りが広がった。友邦保険(1299/HK)は4.7%安、中国人寿保険(2628/HK)は3.9%安、中国平安保険(2318/HK)は2.2%安となり、金融株の下げが目立った。指数寄与度の大きい保険大手が軒並み軟調となり、相場の重荷となった。

また、ハイテク関連も安い。阿里巴巴集団(9988/HK)は3.6%安、京東集団(9618/HK)は2.4%安、百度(9888/HK)は2.0%安となり、主要ネット株が総じて軟調だった。大型ハイテク株への利益確定売りが出たことが重荷となった。このほか不動産株も弱く、恒基地産(0012/HK)は3.2%安、恒隆地産(0101/HK)は3.0%安、長江実業集団(1113/HK)は2.6%安などと下落。不動産関連は資金流入が鈍く、指数全体の上値を抑えた。

反面、素材・エネルギー関連には買いが入った。中国宏橋集団(1378/HK)は6.1%高、信義光能(0968/HK)は4.2%高、中国神華能源(1088/HK)は1.4%高と上昇し、資源関連の強さが目立った。

中国本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.98%安の4082.47ポイントで取引を終了した。

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