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注目銘柄ダイジェスト(前場):シスメックス、マネーフォワード、リネットジャパンなど

シスメックス 1535.5 +116.5
大幅反発。発行済み株式数の4.81%に当たる3000万株、300億円を上限とする自己株式の取得実施を発表、取得期間は3月6日から9月18日まで。取得した全株式は9月30日に消却する方針。株主価値の向上を取得目的としている。また、29年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定、売上高6000億円以上、営業利益1000億円以上などを目標としている。26年3月期の見通しはそれぞれ5000億円、620億円。

カシオ計 1368.5 -82.5
大幅反落。前日に日経平均の定期銘柄入れ替えが発表されており、同社はGSユアサとともに除外銘柄とされている。新規採用のキオクシア、パンパシHDとGSユアサはほぼ市場想定通りであったとみられるが、同社に関しては見方が五分五分であったため、相対的に株価反応が強まる形になっているようだ。大和証券の試算では、約22日分の売りインパクトになるとされている。なお、売買インパクトは3月31日の大引けで発生。

トクヤマ 4101 +196
大幅続伸。前日に日経平均の定期銘柄入れ替えが発表されているが、削除候補とされていた同社は継続採用となっており、需給面での警戒感が後退する展開になっている。過剰セクターとされる素材セクターに属し、流動性順位も低位であったため、事前の警戒感は強かったと考えられる。なお、モルガン・スタンレーMUFG証券では、次期中計に期待として投資判断「オーバーウェイト」を継続している。

マネーフォワード 3739 +356
大幅続伸。同社をはじめ、AIによる代替懸念を背景に売り込まれてきた情報サービスセクターの強い動きが本日は目立っている。野村総研、富士通、NECなどの大手企業のほか、SHIFT、ラクス、Sansanなどの中小型成長株も揃って上昇率上位に。米国での関連株上昇が買い安心感を誘う形、セールスフォースなどは前日に4.3%の上昇となっている。中東情勢リスクの高まりに影響を受けにくいセクターとしても安心感が強いようだ。

積水ハウス 3573 +8
もみ合い。前日の前引け後に決算を発表、その後売りが優勢となったが、本日も戻りは鈍い展開に。27年1月期営業利益は3500億円で前期比2.5%増の見通し。コンセンサスを150億円ほど下回るガイダンスとなっている。米国戸建ての回復の遅れ、物件売却の減少などを想定しているようだ。米国事業の厳しさをマイナス視する動きが優勢。なお、新中計では、29年1月営業利益4500億円を目指すとしている。

リプロセル 183 +6
続伸。BioThrust(ドイツ)と販売代理店契約を締結したことを発表し、好材料視されている。今回の契約により、同社グループは、BioThrustが製造する「ComfyCellIncu」バイオリアクタープラットフォームを新たに製品ラインナップへ追加した。BioThrustのバイオリアクターシステムは、独自のMembrane Stirrer(膜撹拌)技術を採用しており、高いガス移動効率を実現するとともに、繊細な細胞に適した低せん断・無泡の培養環境を提供することを特長としている。

レナサイエンス 2009 +63
続伸。5日の取引終了後、非小細胞肺がんに対するニボルマブとPAI-1阻害薬(RS5614)併用療法の第2相試験の結果(速報)を発表し、好感されている。全症例(3次治療以降)での評価は、主要評価項目である奏効率(ORR)8.3%、副次評価項目である6か月無増悪生存割合(PFS)22.5%だった。そのうち3次治療として同治験治療を受けた11例で評価すると、奏効率18.2%、6か月無増悪生存割合27.5%と高い有効性を示す結果が得られた。重篤な副作用や未知の副作用の発現もなかった。

 リネットジャパン カ –
ストップ高買い気配。SBI地域事業承継投資のファンドと提携し、障がい者グループホーム業界におけるロールアップ型M&Aの検討を開始したことを発表し、好材料視されている。同社は26年度から30年度までの中期計画でも、自社立ち上げに加え、ロールアップ型M&Aを積極的に展開する方針を掲げている。30年にはソーシャルケア事業売上で70~90億円、Non-GAAP営業利益で14~18億円レベルの収益力構築を目指しており、今回の提携はその実現に向け重要な提携と位置付けるものとなる。

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