マネーボイス メニュー

欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、中東情勢にらみも為替介入に警戒

6日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。今晩の雇用統計が強い内容なら、追加利下げ観測の後退でドル買い先行。また、有事のドル買いも続く。ただ、上値では為替介入への警戒感から円売りは縮小しよう。

米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃を巡り中東情勢の緊迫化が再び意識され、前日は投資家心理の悪化を背景に有事のドル買いが再開。また、エネルギー価格の上昇が意識され、インフレ再燃への警戒から米金利高・ドル高に振れた。ユーロ・ドルは1.1550ドル付近まで下げ、ドル・円は157円80銭付近まで強含んだ。ただ、ドル・円は158円台の「レートチェック」が意識され、本日アジア市場では157円半ばを中心にもみ合った。

この後の海外市場もイラン情勢の混迷に対する懸念が再燃し、戦闘の長期化をにらみ有事のドル買いが先行しそうだ。また、原油相場の高騰を背景にインフレ圧力の高まりが意識される中、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待は大きく後退し、ドルの支援材料となろう。さらに、米雇用統計が強い内容となれば景気減速への思惑は和らぎ、ドル買いの支援材料に。一方で、日米協調介入への警戒感はドル・円の上値を抑える要因として意識されそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・10-12月期域内総生産確定値(改定値:前年比+1.3%)
・22:30 米・2月非農業部門雇用者数(予想:前月比+6.0万人)
・22:30 米・2月失業率(予想:4.3%、1月:4.3%)
・22:30 米・2月平均時給(予想:前年比+3.7%、1月:+3.7%)
・22:30 米・1月小売利上高(予想:前月比-0.3%、12月:0.0%)
・24:00 米・12月企業在庫(予想:前月比+0.1%、11月:+0.1%)

シェアランキング

編集部のオススメ記事

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
MONEY VOICEの最新情報をお届けします。