9日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり23銘柄、値下がり199銘柄、変わらず3銘柄となった。
前週末6日の米国市場は軟調に推移。雇用統計で雇用者数が予想外に減少に落ち込み、失業率も上昇する弱い結果を嫌気する動きに。その後も中東紛争激化による供給不足で原油価格が急騰し23年来の高値を更新すると売りに拍車がかかったほか、プライベートクレジット懸念も重しとなった。終盤にかけ、政府がオイルタンカーなど海事運送を巡り、最大200億ドルの損失を補填する保険提供を発表すると、下げ幅を縮小し終了。米株市場を横目に、3月9日の日経平均は大幅反落でスタートした。米株安の流れから売りが先行、その後も下げ幅を広げて52000円台も割り込む展開となった。大引けにかけてやや下げ幅を縮小して取引を終了した。9日午前のアジア市場でWTI原油先物が急騰し、一時1バレル=114ドル台前半まで買われたことで景気減速の懸念が浮上した。また、イランでは最高指導者ハメネイ師の後継者として、同氏の次男で強硬派と目されるモジタバ師を選出したと報じられたことも、投資家心理を悪化させた。
大引けの日経平均は前営業日比2892.12円安の52728.72円となった。東証プライム市場の売買高は36億8477万株、売買代金は9兆6756億円だった。業種別では、非鉄金属、ガラス・土石製品、機械などを筆頭にすべての業種が下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は8.4%、対して値下がり銘柄は89.9%となっている。
値下がり寄与トップはアドバンテ、同2位はソフトバンクGとなり、2銘柄で日経平均を約1066円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはレゾナックで12.59%安、同2位はアドバンテで11.03%安だった。
一方、値上がり寄与トップはローム、同2位はKDDIとなり、2銘柄で日経平均を約12円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはロームで7.12%高、同2位はサイバーAで3.72%高だった。
*15:30現在
日経平均株価 52728.72(-2892.12)
値上がり銘柄数 23(寄与度+29.08)
値下がり銘柄数 199(寄与度-2921.20)
変わらず銘柄数 3
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ローム 3474 231 7.72
KDDI 2680 11.5 4.61
セコム 6001 48 3.21
ZOZO 1193 28.5 2.86
サイバー 1325.5 47.5 1.27
オリエンタルランド 2838 35 1.17
ソフトバンク 213.8 3.2 1.07
NTT 154 2.9 0.97
トレンドマイクロ 5536 28 0.94
東日本旅客鉄道 3789 80 0.80
ニトリHD 2888.5 9 0.75
キリンHD 2609.5 20.5 0.69
オリンパス 1365 4 0.53
東宝 1601.5 31.5 0.53
積水ハウス 3583 15 0.50
SHIFT 746.3 13.5 0.45
バンナムHD 4130 4 0.40
日本郵船 5561 20 0.20
INPEX 4101 10 0.13
サッポロHD 1669.5 3.5 0.12
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 22875 -2835 -758.09
ソフトバンクG 3541 -385 -308.85
東エレク 38920 -2870 -287.79
ファーストリテ 63260 -2170 -174.08
フジクラ 22615 -2485 -83.06
TDK 2100 -138 -69.19
ファナック 5936 -348 -58.16
ディスコ 66500 -7010 -46.86
信越化 5970 -277 -46.29
イビデン 7238 -642 -42.92
レーザーテック 30360 -2950 -39.44
豊田通商 5916 -378 -37.90
京セラ 2524 -117 -31.29
ダイキン工業 19045 -925 -30.92
リクルートHD 6700 -302 -30.28
HOYA 26765 -1745 -29.16
日東電工 3172 -163 -27.24
住友電気工業 9125 -772 -25.80
村田製作所 3473 -310 -24.87
SCREEN 19030 -1770 -23.67