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欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、原油高騰でドル買いも為替介入に警戒

9日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想したい。原油相場の高騰でドル買い先行の見通し。ただ、スタグフレーション懸念で、ドルは積極的に買いづらい。また、日米協調介入への警戒感が重石となる可能性があろう。

米国とイスラエルによるイランへの攻撃で原油相場が強含み、前週末はインフレ圧力を意識したドル買い先行。ただ、この日発表された米雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比-9.2万人と予想外のマイナス、失業率も悪化、平均時給は加速とスタグフレーション懸念が再燃しドル買いは続かず。週明けアジア市場でNY原油先物(WTI)は1バレル=100ドルを突破し、ドル買い優勢。ドル・円は158円台から159円を目指す展開となった。

この後の海外市場は重要経済指標の発表は予定されておらず、中東紛争で先行き不透明感から有事のドル買いに振れやすい。また、原油相場の高騰でインフレ圧力が意識され、ドル買いを主導。来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ期待は後退し、ドル売りは縮小しよう。ただ、前週末の雇用統計でスタグフレーション懸念が再燃しており、ドルは積極的に買いづらい面もある。ドル・円は160円が射程圏内に入り、日米協調介入への警戒が重石となる。

【今日の欧米市場の予定】
・特になし

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