ミライアルは9日、2026年1月期連結決算を発表した。売上高が前期比10.0%減の125.99億円、営業利益が同61.3%減の5.55億円、経常利益が同58.2%減の6.33億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.4%減の6.41億円となった。
同社は、新たなステージでの長期ビジョンを実現する第3創業期に向けた土台作りの5年として、2028年度をターゲットとする5カ年の中期成長戦略2028を一昨年策定した。半導体市場の成長と市場シェア拡大を見据え、安定供給できる体制を構築するため、生産能力増強や自動化等による効率化のための投資を進めている。
プラスチック成形事業の売上高は前期比8.4%減の112.82億円、営業利益は同39.6%減の11.12億円となった。ウエーハ在庫調整が底打ちしたとみられるものの、需要の回復はまだらであり、全体として回復は緩やかなものとなった。
成形機事業の売上高は同17.6%減の15.61億円、営業利益は同36.7%減の1.73億円となった。自動車業界の需要の失速等の影響を受け、受注状況が軟調に推移している一方で、部品に関しては安定供給される状況が維持された。
2027年1月期第1四半期の連結業績予想は、売上高が前年同期比21.7%増の37.80億円、営業利益が同75.6%増の1.90億円、経常利益が同69.5%の2.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.8%の1.30億円としている。
当期(2026年1月期)から企業価値向上に向けた新たな取り組みとして、更なる収益力向上による事業成長やM&A、および資本市場からの要請に沿った資本政策・財務戦略の両輪を通じて、ROEとPER向上を促進する。また有利子負債を活用するとともに、積極的な配当や自己株式取得等、新たに株主還元を強化し、資本コスト逓減による最適な資本構成も実現する。これにより、PBR1倍を恒常的に達成し、中長期的な企業価値の最大化を目指すとしている。