10日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり202銘柄、値下がり23銘柄、変わらず0銘柄となった。
前日9日の米国株式市場は反発。中東紛争の激化や原油高騰を受けて大幅安。その後、主要7カ国(G7)財務相が石油備蓄を共同放出する可能性を協議したとの報道などで原油価格が反落するに連れ、相場は下げ止まった。終盤にかけ、トランプ大統領が間もなく戦争が終了する可能性に言及すると、原油価格が急落、長期金利も低下して相場は大幅上昇に転じた。米株市場を横目に、3月10日の日経平均は反発して取引を開始した。朝方に上げ幅を広げた後は、横ばい推移を継続し、54000円付近でもみ合う展開となった。昨日の米株式市場で、取引開始後に一時900ドル近く下げたダウ平均が取引終盤に上昇に転じるなど、主要指数が底堅く推移したことが東京市場の株価の支えとなった。また、トランプ大統領の記者会見を受けて投資家心理が改善、原油価格が下落したことから過度な警戒感が緩和しており、買い戻しに加えて押し目待ちや自律反発狙いの買い需要も意識されやすかった。
大引けの日経平均は前営業日比1519.67円高の54248.39円となった。東証プライム市場の売買高は28億568万株、売買代金は7兆7116億円だった。業種別では、非鉄金属、電気機器、卸売業などを筆頭に多くの業種が上昇した一方で、鉱業のみ下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は88.7%、対して値下がり銘柄は9.9%となっている。
値上がり寄与トップはアドバンテストとなり1銘柄で日経平均を約320円押し上げた。同2位は東エレクとなり、ファーストリテ、ソフトバンクG、レーザーテック、TDK、豊田通商などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはリクルートHDとなり1銘柄で日経平均を約10円押し下げた。同2位はニトリHDとなり、ローム、キッコーマン、イオン、アサヒ、ベイカレントなどがつづいた。
*15:30現在
日経平均株価 54248.39(+1519.67)
値上がり銘柄数 202(寄与度+1561.55)
値下がり銘柄数 23(寄与度-41.88)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 24075 1200 320.89
東エレク 40030 1110 111.31
ファーストリテ 64250 990 79.42
ソフトバンクG 3632 91 73.00
レーザーテック 34770 4410 58.96
TDK 2208 108 54.15
豊田通商 6403 487 48.83
フジクラ 24065 1450 48.47
イビデン 7833 595 39.78
ファナック 6153 217 36.27
京セラ 2625.5 101.5 27.14
住友電気工業 9931 806 26.94
コナミG 20190 805 26.91
三菱商事 5177 259 25.97
ディスコ 69790 3290 21.99
信越化 6098 128 21.39
日東電工 3278 106 17.72
小松製作所 7168 527 17.62
任天堂 9120 514 17.18
村田製作所 3672 199 15.96
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
リクルートHD 6598 -102 -10.23
ニトリHD 2803 -85.5 -7.14
ローム 3295 -179 -5.98
キッコーマン 1384 -18 -3.01
イオン 1988.5 -28 -2.81
アサヒGHD 1606 -21 -2.11
ベイカレント 4678 -51 -1.70
野村総合研究所 4342 -40 -1.34
オリエンタルランド 2801 -37 -1.24
SHIFT 715.5 -30.8 -1.03
7&iHD 2055 -10 -1.00
富士通 3657 -26 -0.87
京成電鉄 1265 -11.5 -0.58
大阪瓦斯 6109 -75 -0.50
キリンHD 2595.5 -14 -0.47
電通グループ 2833 -12 -0.40
日清粉G 2079.5 -11.5 -0.38
東日本旅客鉄道 3754 -35 -0.35
第一三共 2846 -3 -0.30
ニチレイ 2044.5 -6.5 -0.22