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12日の中国本土市場概況:上海総合は3日ぶり反落、中東情勢の不透明感を改めて警戒

12日の中国本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数が前日比4.33ポイント(0.10%)安の4129.10ポイントで引けた。

中東情勢を巡る不透明感が改めて意識され、投資家心理が後退。来週に中国の主要経済統計の発表が相次ぐこともあり、持ち高調整の売りが出やすかった。前場はリスク回避姿勢が強まり、上海総合指数は0.6%安、CSI300指数は1.0%安で推移。一方、原油価格の上昇を背景にエネルギー関連は堅調で、石炭株指数は4.1%高となった。指数は終日軟調な展開だったが、資源関連の上昇が相場の下げを一定程度和らげた。

上海総合指数の構成銘柄では、機械・重工や電力設備関連を中心に売りが膨らんだ。産業機械の上海克来機電(603960/SH)は10.0%安、精密部品の宣城華菱精工(603356/SH)は7.7%安、エンジン製造の上海柴油機(600841/SH)は7.6%安となった。また、電力設備の遠東智慧能源(600869/SH)は6.7%安や電子部品の成都旭光電子(600353/SH)は6.7%安も売られた。中東情勢の先行き不透明感が改めて意識され投資家心理が後退した。

また、電力設備や軍需関連でも下げが目立った。情報通信設備の泰豪科技(600590/SH)が5.9%安、造船大手の中国船舶(600150/SH)が1.50%安、自動車部品の襄陽長源東谷実業(603950/SH)が5.5%下落した。

反面、資源・エネルギーや化学関連には買いが集まった。化学繊維の江蘇三房巷(600370/SH)は10.2%高、石炭化学の山西ルーアン環能(601699/SH)は5.99%高、発電の大唐国際発電(601991/SH)は10.1%高、石炭電力の鄭州煤電(600121/SH)は10.1%高が急伸。ダイナグリーン環境(601330/SH):10.0%高、エンコウ能源(600188/SH)は10.0%高、昆山科森科技(603626/SH)は10.0%高となった。指数が小幅安となるなかでも資源関連を中心に資金のシフトがみられ、個別材料株への物色が相場を下支えした。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.75ポイント(0.28%)安の267.39ポイント、深センB株指数が1.57ポイント(0.13%)高の1240.19ポイントで終了した。

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