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13日の香港市場概況:ハンセン指数は3日続落、イラン戦争の長期化懸念を嫌気

13日の香港市場は3日続落、主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前日比251.16ポイント(0.98%)安の25465.60ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が28.07ポイント(0.32%)安の8671.48ポイントと3日続落した。

イラン戦争の長期化懸念を背景に中東情勢を巡る不透明感が強まり、投資家心理が後退した。原油相場の上昇や地政学リスクの拡大も意識され、アジア株全体に慎重なムードが広がった。市場ではリスク回避姿勢が強まり金融関連を中心に売りが優勢となった。一方で下値では押し目買いも入り、指数は後場にかけて下げ幅をやや縮小して取引を終えた。

ハンセン指数の構成銘柄では、金融株への売りが目立った。中東情勢の緊迫化を受けて地政学リスクへの警戒が強まり、海外事業の比重が大きい金融株を中心に投資家のリスク回避姿勢が強まった。HSBCホールディングス(0005/HK)は5.0%安、AIAグループ(1299/HK)は3.0%安と下げが目立ったほか、香港証券取引所(0388/HK)も1.2%安と軟調だった。

不動産・インフラ関連株にも売りが広がった。景気動向への警戒や金利環境を巡る不透明感が意識され、香港域内の大型インフラ株の下げが際立った。MTR(0066/HK)は6.4%安、長江和記実業(0001/HK)は1.6%安、恒基地産(0012/HK)は1.0%安が下落した。エネルギー関連では中国石油化工(0386/HK)は2.8%安も売られ、幅広い業種に弱含みの動きが波及した。市場では地政学リスクの高まりを背景に資金流入が鈍り、景気敏感株を中心に利益確定売りが優勢となった。

反面、資源・通信株の一角は底堅く推移した。原油相場の上昇を受けてエネルギー関連に買いが入り、中国海洋石油(0883/HK)は2.3%高、中国石油天然気(0857/HK)は0.5%高が上昇した。また通信株では中国移動(0941/HK)が1.2%高と堅調だった。ディフェンシブ性の高い通信株や原油高の恩恵を受ける資源株に資金が向かい、相場全体が軟調ななかでも一部銘柄が指数の下支え役となった。

本土市場も続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.82%安の4095.45ポイントで取引を終了した。

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