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前場に注目すべき3つのポイント~原油相場にらみの相場展開に~

16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■原油相場にらみの相場展開に
■H.I.S.、1Q営業利益 2.2%増 53.24億円
■新聞休刊日

■原油相場にらみの相場展開に

16日の日本株市場は売り先行で始まり、その後も原油相場にらみの相場展開になりそうだ。13日の米国市場はNYダウが119ドル安、ナスダックは206ポイント安だった。10-12月期の米国内総生産(GDP)が政府機関閉鎖により予想を下回ったほか、コア個人消費支出価格(PCE)指数の加速で年内の利下げ期待が後退した。さらに、イラン戦争の激化でホルムズ海峡の閉鎖が長期化するとの観測で原油価格が上昇に転じたことが重荷になった。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比365円安の53005円。円相場は1ドル=159円60銭台で推移している。

シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物(6月限)はナイトセッションで一時52480円まで売られる場面もみられたが、その後は下げ渋る動きで75日線(52850円)を上回って終えていた。売り先行ながら同線での底堅さがみられる局面においては、自律反発狙いの押し目買いを誘う可能性はありそうだ。ただ、13日の米国市場ではエヌビディアやマイクロソフト、アマゾン・ドット・コムなど主要なハイテク株の下げが目立っており、東京市場においてはアドバンテストなど指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目される。

トランプ米大統領は、ペルシャ湾の重要拠点であるイランのカーグ島の軍事目標を米軍が空爆したと自身のSNSに投稿した。また、事実上封鎖された状態が続くホルムズ海峡に日本や中国、韓国などが艦船を派遣することに期待感を表明。地政学リスクが積極的な売買を手控えさせるものの、原油先物価格が落ち着きをみせてくるようだと、自律反発狙いの買いが入りやすいだろう。もっとも、再び原油価格が100ドル台に乗せてくる局面においては、先物主導による仕掛け的な売りが警戒されそうだ。

また、日経平均株価の75日線は53007円に位置する、同線を割り込んでくるようだと3月のSQ値(52909.45円)が意識されやすく、これを下回ってくると下へのバイアスが強まりやすい。ただし、これを上回っての推移となれば、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。物色の流れとしては19日に予定されている日米首脳会談に向けて、防衛・宇宙、次世代原発、レアアース、次世代半導体、AIデータセンターなど、政策に絡んだ銘柄を見直す動きに向かわせよう。

■H.I.S.、1Q営業利益 2.2%増 53.24億円

H.I.S.が発表した2026年10月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比8.5%増の1012億3900万円、営業利益は同2.2%増の53億2400万円だった。訪日旅行事業では、北米を中心に欧米からの団体旅行の受客が堅調に推移。官公庁・自治体事業にて2025年度当初予算へのアプローチにより受注が堅調だった。ホテル事業では、各国における宿泊需要を確実に取り込み、増収増益と順調に推移した。。

■前場の注目材料

・SOX指数は上昇(7646.64、+3.46)
・米原油先物相場は上昇(98.71、+2.98)
・為替相場は円安・ドル高(159.60-70)
・高市内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請

☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし

<海外>
・11:00 中国・2月小売売上高(予想:年初来前年比+2.5%)
・11:00 中国・2月鉱工業生産(予想:年初来前年比+5.3%)
・11:00 中国・2月調査失業率(予想:5.1%)

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