[本日の想定レンジ]
18日のNYダウは768.11ドル安の46225.15ドル、ナスダック総合指数は327.11pt安の22152.42pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比1445円安の53465円だった。本日は、中東情勢の緊迫化を背景にリスク回避の動きが強まることが予想される。前日は原油供給が細るとの警戒感がやや和らいだことなどから投資マインドが改善し、日経平均は5営業日ぶりに大幅に反発。1週間ぶりに55000円台を回復した。ローソク足は大陽線を形成し、上ヒゲのない陽の大引け坊主を示現し、2月末の終値から3月9日の直近安値までの下げ幅の半値戻しを達し、強い買い圧力を窺わせた。イスラエル軍が18日、ペルシャ湾沿いにあるイラン南部の主要天然ガス施設を攻撃した一方、カタールの主要エネルギー施設がイランによる攻撃を受けたとの報道もあり、中東情勢が一段と緊迫化している。これを受け前日の米国市場では、原油高によるインフレ再燃を警戒し主要株価指数は下落したほか、時間外取引では、NY原油先物相場が一時1バレル=100ドルを突破するなど一段と騰勢を強めている。また、ナイトセッションの日経225先物は1600円超下落しており、本日は中東情勢の緊迫化を背景にしたリスクオフの動きが強まりそうだ。また、東京市場の三連休入りを前に持ち高調整の動きが活発化することも想定される。このため、前日の上げ幅(1539円)を大きく超える下げとなれば、織り込んだと思われた中東リスクが再び相場の重しとなる可能性となるだけに注意が必要だろう。一方、日米両政府は、「19日に行われる日米首脳会談に合わせ、最大730億ドルのエネルギー分野えの対米投資に関する共同文書を発表する方針である」と伝わるなど、エネルギー関連への押し目買いにつながるのか注目したい。上値メドは、心理的な節目の55500円や56000円、25日移動平均線(56119円)、下値メドは、心理的な節目の54000円や75日移動平均線(53214円)、心理的節目の53000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限54000円-下限53000円