19日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり5銘柄、値下がり220銘柄、変わらず0銘柄となった。
前日18日の米国株式市場は大幅反落。イランが石油関連施設等が攻撃を受けたことを明らかにし原油価格が一段と上昇したほか、生産者物価指数(PPI)が予想以上に加速したため利下げ期待の後退が影響した。終日軟調に推移し、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り政策金利据え置きを決定、パウエル議長の会見を受けて一段と売られ、終盤にかけて下げ幅を拡大した。前日の米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は反落して取引を開始した。朝方から大きく下げ幅を広げると、前場は安値圏でもみ合った。ただ、後場に入って売り優勢の展開が続き、じりじりと下げ幅を広げる展開となった。米利下げ観測後退や原油高を背景に再度投資家心理が悪化したほか、昨日の日経平均が1500円を超す上げとなったことから、短期的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、今日は日銀金融政策決定会合の結果が発表され、取引終了後には植田日銀総裁の記者会見が予定されていることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。そのほか、東京市場は明日から3連休となることから、休場中のイラン情勢や原油価格への警戒感が投資家心理を慎重にさせた。
大引けの日経平均は前営業日比1866.87円安の53372.53円となった。東証プライム市場の売買高は31億2932万株、売買代金は8兆5364億円だった。業種別では、パルプ・紙、卸売業、石油・石炭製品などを筆頭に全業種が下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は2.5%、対して値下がり銘柄は96.9%となっている。
値下がり寄与トップはアドバンテストとなり1銘柄で日経平均を約307円押し下げた。同2位はファーストリテとなり、ソフトバンクG、東エレク、信越化、豊田通商、ファナックなどがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはベイカレントとなり1銘柄で日経平均を約4円押し上げた。同2位は古河電工となり、INPEX、NTT、トレンドがつづいた。
*15:30現在
日経平均株価 53372.53(-1866.87)
値上がり銘柄数 5(寄与度+6.99)
値下がり銘柄数 220(寄与度-1873.86)
変わらず銘柄数 0
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
ベイカレント 4549 121 4.04
古河電気工業 29400 680 2.27
INPEX 4700 25 0.33
NTT 158.6 0.6 0.20
トレンドマイクロ 5347 4 0.13
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
アドバンテ 23980 -1150 -307.52
ファーストリテ 63430 -2420 -194.14
ソフトバンクG 3558 -192 -154.03
東エレク 39330 -960 -96.27
信越化 6373 -347 -57.99
豊田通商 6275 -415 -41.61
ファナック 5936 -203 -33.93
中外製薬 8650 -336 -33.69
TDK 2127.5 -64.5 -32.34
三菱商事 5397 -315 -31.59
京セラ 2421 -113 -30.22
三井物産 6250 -409 -27.34
日東電工 3187 -150 -25.07
テルモ 2039 -86.5 -23.13
リクルートHD 6332 -222 -22.26
伊藤忠商事 2024 -108 -18.05
住友金属鉱山 9137 -878 -14.67
塩野義製薬 3367 -142 -14.24
イビデン 8268 -213 -14.24
ダイキン工業 19370 -410 -13.70