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専門家4名が本音で語る、2026年の世界経済と「生き残る資産」の作り方

個人投資家の多くが、2026年の相場は「読みにくい」と感じているのではないだろうか。円安・インフレ・地政学リスク・金融政策の転換――これらが同時に動いている局面では、これまでの経験則が通じないことがある。本記事では、3月28日開催の無料ウェビナー「MONEY VOICE SUMMIT 2026」の登壇専門家の視点をもとに、個人投資家が見直しておくべき2026年の相場構造を整理する。

「経験則」が通じにくくなっている理由

株式投資やFXの経験がある人は、過去の相場パターンをある程度体感として持っている。「円安なら輸出株が上がる」「米国株が下がれば日本株も連動する」――そうした経験則は、多くの局面で有効だった。

ただし、2026年の市場環境はいくつかの点でこれまでとは異なる構造を持ちつつある。日銀の利上げ方針の転換、地政学リスクの長期化、そしてAI関連銘柄を中心としたセクター間の格差拡大――これらが重なる局面では、従来の「相関関係」が崩れることがある。

<個人投資家が2026年に再確認しておきたい視点>

日本株市場の「次のフェーズ」――石塚由奈氏の分析

証券アナリスト(CMA)・テクニカルアナリスト(CMTAR)の資格を持つ石塚由奈氏は、日本株市場のリサーチを専門とし、日本投資機構株式会社で個人投資家向けに分析・助言商品の運用を手掛けている。

石塚氏が今回のウェビナーで取り上げるのは「米イラン戦争とAI半導体バブルを越えた先の日本株市場」だ。AI・半導体関連銘柄が牽引してきた上昇相場が次のフェーズに入るとしたら、どのセクターに資金が移動するのか。また、地政学的な緊張が高まる局面で、ディフェンシブ銘柄とグロース銘柄のバランスをどう考えるか――すでに日本株を保有している個人投資家にとって、直接役立つ視点が得られる内容となっている。

通貨の構造から読み解く――吉田繁治氏の視点

経済評論家の吉田繁治氏は、長年にわたって世界経済・金融市場の「構造分析」を専門としてきた。氏が特に重視するのは「通貨の裏側」、すなわち各国の金融政策・財政状況・貿易収支がどう絡み合って為替レートを形成しているかという視点だ。

円安について考えるとき、「日米金利差」だけで説明するアプローチは、表面的に見えやすいが構造の一部にすぎない。日本の財政状況、経常収支の変化、そして「円という通貨への信頼」がどう変化しているか――この多層的な視点を持てるかどうかが、為替を含む資産運用の精度に直結する。

地政学リスクと資本移動――高島康司氏が語る「構造の裏側」

未来予測に定評のある高島康司氏は、国際政治・経済・テクノロジーの潮流を独自の視点で分析し、「一般メディアが報じない構造の裏側」を読み解いてきた。氏が今回の無料ウェビナーで語るテーマは「イラン戦争が変える世界経済の構造」だ。

地政学リスクが市場に与える影響は、短期的な価格変動(ボラティリティの上昇)にとどまらない。中長期的には、エネルギー市場の再編、ドル決済システムへの依存度の変化、そして新興国への資本移動といった「構造的なシフト」を引き起こす可能性がある。これらを「リスクとして回避するだけ」でなく、「機会として捉える視点」を持てるかが、個人投資家の次のステップになる。

資本主義の現実から逆算する――鈴木傾城氏の投資哲学

作家・評論家・投資家の鈴木傾城氏は、「サバイバル資本主義の現実」というテーマで登壇する。氏の視点は、特定の銘柄やセクターのテクニカル分析ではなく、「資本主義という仕組みそのものがどう機能しているか」という根本的なところから出発する。

「多くの投資家が失敗するのは、未来を当てようとするからだ」――この考え方は、短期的なトレードの判断よりも、ポートフォリオ全体の設計思想や、長期的な資産配分の方針に影響を与える。経験を積んだ投資家ほど、こうした「哲学的な視点」の重要性を実感するタイミングが来る。

登壇者・プログラム一覧

時間 登壇者 テーマ・内容
10:00〜 吉田繁治 通貨の裏側から見た世界
11:00〜 石塚由奈 日本株市場の行方
12:00〜 高島康司 イラン戦争が変える世界経済の構造
13:00〜 鈴木傾城 サバイバル資本主義の現実

イベント情報

MONEY VOICE SUMMIT 2026 〜 世界経済の行方と資産防衛戦略

日時:3月28日(土)10:00〜14:00
形式:Zoomウェビナー(スマホ・PC視聴可能、顔出し不要)
参加費:無料(事前登録制)
主催:株式会社まぐまぐ(MONEY VOICE編集部)

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