24日の香港市場は4日ぶりに反発。主要90銘柄で構成されるハンセン指数が前日比681.24ポイント(2.79%)高の25063.71ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が191.71ポイント(2.31%)高の8499.53ポイントで引けた。
米国とイランを巡る地政学リスクの緩和期待が投資家心理を改善させ、主力の中国本土系ハイテク株を中心に買いが先行した。一方で、中国本土からの資金は先行き不透明感を背景に利益確定売りを強め、売越額は高水準となり上値を抑制した。こうした売り圧力にもかかわらず、指数は終日堅調に推移し、前日の下落分を取り戻す展開となった。
ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテクや消費関連を中心に買いが集まった。騰訊控股(00700/HK)が3.0%高、阿里巴巴集団(09988/HK)が3.0%高、美団(03690/HK)が2.8%高となった。米国とイランを巡る緊張緩和で投資家心理が改善し、中国本土系テック株に見直し買いが入った。電気自動車関連や成長株にも資金が向かい、指数全体を押し上げる展開となった。
半面、金融や不動産関連の一角に売りが出た。香港交易所(00388/HK)が1.5%安、恒基兆業地産(00012/HK)が1.8%安、新世界発展(00017/HK)が1.6%安と下落。中国本土からの資金は高水準の売り越しとなり、先行き不透明感を背景に利益確定売りが優勢となった。
また、エネルギーや資源株の一角でも売りが目立った。中国石油天然気(00857/HK)が1.7%安、中国海洋石油(00883/HK)が1.4%安と軟調に推移した。地政学リスクの緩和期待により原油市況の過度な上昇懸念が後退し、関連銘柄には利益確定の動きが波及した。
中国本土市場も4日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比1.78%高の3881.28ポイントで取引を終了した。