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クリヤマホールディングス株式会社:2025年12月期通期決算説明会文字起こし(7)

クリヤマホールディングス

続いて、コーポレートガバナンスの強化についてご説明いたします。
当社は、多角的なグローバル経営を加速させるため、業績連動型株式報酬制度の改定を進めております。
これまでの取締役を対象とした単年度評価に加え、執行役員及び関連会社の代表者への給付と、中期経営計画の達成状況に連動した評価基準を新たに導入する予定です。
この短期と長期の両輪による評価をもって、経営陣のコミットメントを一層明確化し、株主・投資家の皆様との「価値共有」を推進してまいります。
成果と報酬をしっかりと連動させ、実効力のある経営を通じて、着実な企業価値の向上に繋げてまいります。

次に、キャピタルアロケーションの進捗についてご説明いたします。
中期経営計画「KMP Action1」において、当社は200億円以上の成長投資を掲げており、方針に沿って、着実に実行しております。
初年度となる2025年度は、総額約120億円を投資いたしました。
ミトヨ社のグループ化など「戦略投資」に約63億円、北米の新倉庫や製造機能の強化といった「事業投資」に約20億円を充当し、将来の収益基盤の強化を加速させております。
これらの先行投資を、「KMP Action2」以降の『安定した収益基盤』へと着実につなげていく方針です。
2027年度までの計画完遂に向け、成長投資と株主還元のバランスを保ちながら基盤強化に注力してまいります。

続いて、「資本コストや株価を意識した経営の実現」についてご説明させていただきます。

株価指標の現状と、当社の経営課題についてご説明いたします。
左上のグラフのとおり、当社のPBRは1倍を下回って推移しております。
ROEは、8%超えを維持できている一方、PERが低水準に留まっていることが主な要因です。
2025年度は、この現状を最優先課題と位置づけ、収益性の強化や市場との対話の充実に注力してまいりました。
PBR 1倍超えについては道半ばではありますが、市場評価は改善の兆しを見せ、成果が積み上がりつつあると捉えております。
引き続き、右側に掲げた3つの取り組みを推進し、1日も早い「PBR 1倍超え」を目指します。

続いて、資本収益性の強化とROE目標についてです。
2025年度は資本収益性の向上に向けた、成長基盤の構築に注力いたしました。
ミトヨ社のグループ化や研究開発拠点の新建屋設立に加え、北米では物流機能の拡充で生まれたスペースを有効活用し、製造体制の強化を並行して進めております。
これら一連の先行投資を収益性の向上に繋げることで、2027年度にROE8%以上、2030年度には11%以上という目標の達成を目指してまいります。

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