前日25日の米国株式市場は反発。原油価格の下落を好感し、寄り付き後、上昇。イラン停戦を巡り、投資家が注意深く楽観的となったほか、金利の低下も支援し、相場は終日堅調に推移した。米株式市場の動向を横目に、本日の日経平均は続伸して取引を開始した。前日の米株高やドル円が159円台半ばで底堅く推移したことが輸出関連株や値がさ株の支えとなり、朝方には一時54175.80円まで上昇した。ただ、次第に上げ幅を縮小して前引けにかけてマイナス圏に転落すると、その後もマイナス圏で軟調もみ合い展開となった。日経平均は昨日までの続伸で2200円を超す上げとなったことから、短期的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。また、米国・イランの和平協議の進展に対する懐疑的な見方や原油相場の高止まりなどが投資家心理の重しになった可能性もある。
大引けの日経平均は前営業日比145.97円安の53,603.65円となった。東証プライム市場の売買高は21億682万株、売買代金は6兆6,956億円だった。業種別では、鉱業、海運業、石油・石炭製品などが上昇した一方で、保険業、電気機器、銀行業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は34.6%、対して値下がり銘柄は62.0%となっている。
個別では、ソフトバンクグループ、フジクラ、ダイキン工業、レーザーテック、東京エレクトロン、キッコーマン、村田製作所、古河電気工業、トヨタ自動車、ソシオネクスト、三菱商事、日産化学、大塚ホールディングス、三井物産、などの銘柄が上昇した。
一方、アドバンテスト、イビデン、第一三共、ファナック、コナミグループ、バンダイナムコホールディングス、HOYA、京セラ、東京海上ホールディングス、豊田通商、日東電工、トレンドマイクロ、住友電気工業、ソニーグループ、ディスコ、TOTOなどの銘柄が下落した。