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前場に注目すべき3つのポイント~中小型株には短期的に値幅取り狙いの資金が集中しやすい~

30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■中小型株には短期的に値幅取り狙いの資金が集中しやすい
■日ケミコン、26/3上方修正 純利益 30億円←15億円
■カヤバ作動油劣化監視、センサー・診断一貫提供、35年売上高100億円

■中小型株には短期的に値幅取り狙いの資金が集中しやすい

30日の日本株市場は売り先行で始まり、その後も不安定な相場展開になりそうだ。27日の米国市場はNYダウが793ドル安、ナスダックは459ポイント安だった。トランプ米大統領がイランのエネルギー施設への攻撃を4月6日まで延期すると発表したものの、紛争長期化見通しを背景に原油相場が大幅に続伸したことが嫌気された。ミシガン大消費者信頼感指数が年初来の低水準となったことも重荷になった。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比1495円安の51385円。円相場は1ドル=160円20銭台で推移している。

シカゴ先物にサヤ寄せする形で、売り先行して始まることになりそうだ。日経225先物(6月限)はナイトセッションで一時51210円まで売られる場面もみられており、3月23日につけた直近安値の50430円が射程に入ってきそうだ。また、3月期決算企業の権利落ちとなるが、権利落ち分は日経平均で380円程度とみられている。日経225先物との乖離が縮小することになるため、51000円台での攻防になる可能性はありそうだ。

売り一巡後は押し目待ち狙いの買いが入る展開も意識しつつも、中東情勢の緊張が高まるなかで原油価格は100ドルを超えており、リスク回避姿勢に向かわせやすい。短期的にリバウンドをみせてきたとしても、インデックスに絡んだ商いが中心とみられ、先物主導での戻り待ち狙いの売りが警戒される。また、米国ではNYダウ、ナスダック指数など主要な株価指数は大幅に下落して52週線を割り込んでおり、調整相場入りとなっている。リスク回避姿勢からの持ち高圧縮に向かわせよう。

引き続き中東情勢にらみの相場展開になりそうだが、米株安から主力大型株は外部環境の影響を受けやすく、個別に材料の出ている中小型株に短期的に値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。27日の引け後に決算を発表したはところでは、日ケミコン、テクセンド、パレモ・HDなどが注目される。そのほか、原油高を背景にINPEXなど資源株の一角に資金が向かいそうだ。

■日ケミコン、26/3上方修正 純利益 30億円←15億円

日ケミコンは2026年3月期業績予想の修正を発表。純利益を15億円から30億円に上方修正した。和解金として特別利益約17億円を計上。あわせて新たに2026年度から2028年度までの3ヶ年を対象とする新中期経営計画の骨子を策定した。

■前場の注目材料

・高市内閣による防衛費増額などの経済政策
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請

・カヤバ作動油劣化監視、センサー・診断一貫提供、35年売上高100億円
・パナソニックHD円筒形電池、ヒト型ロボ向け参入
・名古屋銀行しずおかFGと経営統合、28年4月めど
・JR九州JR7社、材料・部品共通化、電気設備の在庫管理効率化
・ジャパンエン川崎重工と、大型商船向け水素燃料エンジン運転開始
・タクマ子会社がカンエイメンテ買収、廃棄物処理設備の運転・維持を強化
・ダイケン工場用吊り車搬送システム、天井H形鋼に後付け
・安藤ハザマコベルコ建機と、トンネル切羽あたり取り自動化
・パワーエックス大型蓄電システム増産、岡山に新ライン
・三菱電機常務執行役調達統括部長・川路茂樹氏、世界規模で代替品リサーチ
・富士通防衛・防災用センサー、赤外線2波長、高感度
・キオクシアHD台湾ナンヤに774億円出資、DRAM安定調達
・小松マテーレ汚泥減容バイオ剤が好調、ものづくり日本大賞で中部経産局長賞
・東レサーチャージ導入、原料高で緊急措置

☆前場のイベントスケジュール
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