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トランプ米大統領のテレビ演説の内容に関心集まる

 2日の日本株市場は買い先行で始まり、その後は下値の堅さを見極めながらの相場展開になりそうだ。1日の米国市場はNYダウが224ドル高、ナスダックは250ポイント高だった。トランプ米大統領がホルムズ海峡再開を条件に、イランから要求があった停戦を検討するとのSNS投稿を手掛かりに買い先行で始まった。イラン戦争の早期終結期待を背景とした原油価格の下落や米長期金利の低下、3月の米ISM製造業景況感指数が予想を上回ったことも支援材料になった。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比135円高の54235円。円相場は1ドル=158円60銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行から始まることになりそうだ。日経225先物(6月限)はナイトセッションで一時54710円まで買われる場面もみられ、終盤にかけて上げ幅を縮めたものの54280円で終えており、25日線(54175円)を上回ってきた。3月前半の急落で割り込んだ25日線水準では目先的な達成感から利益確定の売りも出やすいと考えられるが、一方で明確に上抜けてくるようだと、先物市場ではショートカバーが入りやすいだろう。

 昨日の日経平均株価は2675円高と大幅に上昇し、75日線(53535円)を上抜けてきた。同線での底堅さがみられるようだと、25日線(54527円)突破が意識されてくる可能性もあり、買い戻しの動きが一段と強まりやすいだろう。75日線水準での攻防になるようだと利益確定に売りが入りやすいだろうが、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。また、トランプ大統領は日本時間午前10時から、イラン情勢に関して米国民向けにテレビ演説を行うと伝えられている。

 この演説内容で軍事衝突が収束に向かうとの期待が一段と高まるようだと、上へのバイアスが強まる可能性はあるだろう。一方で、長期化が警戒されると、前日の大幅な上昇に対する反動安を狙った新規売りが強まる展開も意識しておきたいところだろう。インデックスに絡んだ商いが集中するため、東エレクやソフトバンクG、フジクラ、アドバンテストなど指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。

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