[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;56199.86;-108.56
TOPIX;3776.00+0.70
[寄り付き概況]
9日の日経平均は108.56円安の56199.86円と5日ぶり反落して取引を開始した。前日8日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は1325.46ドル高の47909.92ドル、ナスダックは617.15ポイント高の22635.00で取引を終了した。停戦合意を好感した買いに、寄り付き後、大幅高。原油価格が高値から大幅反落したほか、長期金利も低下、さらに、ホルムズ海峡再開によるサプライチェーンひっ迫懸念の後退で半導体関連も回復し相場を支援し、終日買われた。
今日の東京株式市場は売りが先行した。米国とイランが停戦で合意したが、両国の主張の隔たりは大きいと見られ、最終的な和平に向かうかどうかは不透明とする見方も多く、WTI原油先物価格が90ドル台半ばで下げ止まっていることが東京市場の株価の重しとなった。また、日経平均は昨日までの4日続伸で3800円を超す上げとなったことから、短期的な利益確定売りや戻り待ちの売りが出やすかった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことが東京市場の株価の支えとなり、米・イラン停戦を受けたリスク選好の動きが続いた。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6.34%上昇と大幅高となったことが東京市場で半導体関連株の株価支援要因となった。また、今週は2月決算企業の決算発表が増えることから、好決算・好業績銘柄への物色意欲が株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は3月29日-4月4日に国内株を4週ぶりに買い越した。買越額は2兆9596億円だった。今日は、ソフトテックスが東証スタンダード、名証メインに上場した。
セクター別では、非鉄金属、空運業、保険業、電気機器、ゴム製品などが値下がり率上位、海運業、鉱業、電気・ガス業、パルプ・紙、卸売業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、パナHD、ディスコ、三井金属、リクルートHD、ルネサス、フジクラ、レーザーテック、キオクシアHD、富士通、住友電工、ソニーG、アドバンテスト、みずほなどが下落。他方、郵船、東京電力HD、武田薬、川崎船、商船三井、三井物、住友不、ファーストリテ、川崎重、SMC、KDDI、INPEXなどが上昇している。