米国株式市場は上昇。ダウ平均は301.68ドル高の48218.25ドル、ナスダックは280.85ポイント高の23183.74で取引を終了した。
週末の停戦協議が決裂したため原油高を警戒した売りやゴールドマンサックスの決算を嫌気した売りが重しとなり、寄り付き後、下落。その後、トランプ大統領が記者団に、イランとの停戦協議再開の可能性を示唆したため、原油価格の反落に連れ相場も買いに転じた。長期金利の低下も支援し、終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了。セクター別では、ソフトウエア・サービス、保険が上昇した一方、電気通信サービスが下落した。
腫瘍学会社のレボリューション・メディシンズ(RVMD)は開発中の膵臓がん治療薬「ダラキソンラシブ」が、第3相臨床試験で目標達成したことを明らかにし、上昇。PCメーカーのHP(HPQ)やデル・テクノロジー(DELL)は半導体のエヌビディア(NVDA)が大手PC企業買収模索との報道を受け、それぞれ思惑買いに上昇。クラウドテクノロジー会社のオラクル(ORCL)は新版Aconex機能を発表、さらに、イベントで公益事業者向けに自社のAI機能の一部をアピールし、上昇。
料理関連・家具販売のウィリアムズ・ソノマ(WSM)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。ソフトウエア会社のパランティア・テクノロジーズ(PLTR)はキャシー・ウッズ氏率いるアークインベストメンツによる買いに加え、トランプ大統領によるソーシャルメディア投稿を受け弱気見通しが後退し、上昇。フラッシュメモリ半導体のサンディスク(SNDK)は来週ナスダック100指数の構成銘柄に新規採用が発表され大幅高。金融のゴールドマン・サックス(GS)は第1四半期決算で株式トレーディング事業収入が過去最高を記録した一方、フィクストインカムトレーディング部門の減益が嫌気され下落。
エヌビディア(NVDA)は取引終了後に発表した声明の中で、PC企業買収交渉に関する報道は「間違い」と否定した。HP(HPQ)やデル・テクノロジー(DELL)は時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)