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2月高値を意識した押し目待ち狙いの買い意欲は強そう

 16日の日本株市場は、買い先行で始まった後は次第にこう着感が強まりやすいだろう。15日の米国市場は、NYダウが72ドル安、ナスダックは376ポイント高だった。トランプ米大統領は、イランの戦闘終結に向けた交渉が進むとの認識を示したほか、仲介国が停戦期間を延長し、交渉を継続するよう働きかけていると報じられ、期待感から買い優勢の展開になった。また、モルガン・スタンレーなど金融の予想を上回る決算が好感された。シカゴ日経225先物は大阪比210円高の58570円。円相場は1ドル=158円90銭台で推移。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買いが先行して始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで58150円まで売られた後は買い優勢の展開となり、終盤にかけて一時58630円まで上げ幅を広げている。ボリンジャーバンドの+2σに沿ったリバウンド基調を継続しており、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。ナスダック指数は史上最高値を更新しており、東エレクやアドバンテストなど値がさハイテク株の支援材料になりそうだ。

 日経平均株価も+2σ(57876円)を上回っており、+3σ(59722円)とのレンジが意識されやすく、2月26日の59332.43円が射程に入っている。米国とイランの戦闘終結に向けた動きを見極めながらの相場展開になりそうだが、中東情勢に対する耐性がついており、リバウンド機運が高まりやすい。また、米国ではマイクロソフトなどソフトウェア株が買われている。AI脅威論から不安定な値動きが続いていた銘柄に対するリバウンド狙いの動きが意識されやすいだろう。

 また、米国では決算発表が本格化するなか、大手金融株の決算評価の動きがみられており、メガバンクには思惑的な買いが入りそうである。そのほか、昨夕決算を発表したところでは、ブロードマインド、住石HD、テクノフレックスなどの動向が注目される。

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