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欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、中東の不透明感や円売り継続で

17日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。日本の円安牽制を受け、過度な円売りは抑制される見通し。ただ、米国とイランの和平協議再開を見極めるムードが広がるなか、不透明感は残され、ドル買いに振れやすい地合いは続きそうだ。

前日発表された米経済指標でフィラデルフィア連銀製造業景気指数と新規失業保険申請件数は予想外に強く、景気減速懸念の後退によりドル買い先行。その後、イスラエルとレバノンが10日間の停戦が伝えられたが、原油相場は下げ渋り、ドルは売りづらい展開に。ユーロ・ドルは1.17ドル台半ばから後半でもみ合い、ドル・円は円売り縮小で159円30銭付近を上値に伸び悩んだ。本日アジア市場で日経平均株価の弱含みも円売りに振れ、ドル・円は小高い。

この後の海外市場は強い米経済指標と不透明感の中東情勢が注目材料。景況感の改善のほか有力企業の好決算からスタグフレーション懸念によるドル売りは後退しそうだ。また、イスラエルとレバノンの和平に向けた動きや週末開かれる可能性がある米国とイランの2回目の協議に向け不透明感から原油相場は高止まり、ドル売りは抑制される見通し。一方、日米財務相会談後に日本政府は円安牽制を強めているものの、その効果が薄れれば160円を目指し徐々に値を上げる展開とみる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00  ユーロ圏・2月経常収支(1月:+121億ユーロ)
・18:00  ユーロ圏・2月貿易収支(1月:-19億ユーロ)

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