[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;59104.11;-245.06
TOPIX;3755.60;-14.78
[寄り付き概況]
22日の日経平均は245.06円安の59104.11円と3日ぶり反落して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は続落。ダウ平均は293.18ドル安の49149.38ドル、ナスダックは144.43ポイント安の24259.96で取引を終了した。小売売上高など強い経済指標を好感した買いに、寄り付き後、上昇。その後、イラン停戦期限を控え、バンス副大統領がパキスタン訪問を延期との報道やイラン外相が商業船舶への攻撃を巡り「より重大な停戦違反」と非難するなど和平協議の行方が不透明になり、戦争激化のリスクで原油価格や金利が上昇し、相場は売りに転じた。終盤にかけ、イランの正式な協議不参加が報じられ、一段安となった。
今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したことや、原油価格が強含みで推移し、米長期金利が上昇したことなどが東京市場の株価の重しとなった。また、イラン情勢の先行き不透明感が継続しており、投資家心理を慎重にさせた。さらに、今週から本格化する主要企業の決算発表で、原油価格高騰が企業業績に及ぼす影響を確認したいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場の取引終了後に、トランプ米大統領がイランとの停戦を延長するとSNSで発表しており、東京市場で安心感となった。また、米株式市場で、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場で半導体関連株の株価を支える要因となった。さらに、今週から国内主要企業の3月決算発表が本格化することから、好決算・好業績銘柄への物色意欲が強まり、株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の貿易収支は6670億円の黒字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は1兆704億円の黒字だった。今日は、SQUEEZEが東証グロースに上場した。
セクター別では、輸送用機器、卸売業、空運業、水産・農林業、不動産業などが値下がり率上位、鉱業、保険業、パルプ・紙、サービス業、海運業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、IHI、KOKUSAI、住友鉱、フジクラ、MARUWA、三菱電、川崎重、三菱重、トヨタ、三井物、ファーストリテ、日立、第一三共、住友電工、古河電工などが下落。他方、レゾナック、NRI、村田製、ソフトバンクG、TDK、INPEX、ルネサス、アドバンテスト、東京海上、東京電力HD、キオクシアHD、ディスコなどが上昇している。